あっという間の2年間

Iくん(2019年度/海城中 進学)

僕がWisardに入ったのは5年生の頃だ。

はじめの頃は緊張してあまりしゃべらなかった。
阿部先生の授業もはじめは
「この人、しゃべるの早っ!!」
とびっくりした。
自分だけそう思っているのかと不安だったが、みんな思っていたようなので安心したことを覚えている。
だが少し経つとすぐに慣れてきて、先生たちともたくさんしゃべるようになっていた。


阿部先生がずっと応援してくれたこと。
畠中先生が算数だけしかできないとなげいていた僕に国語もできると言って勇気づけてくれたこと。
感謝したいことはたくさんある。

本当にあっという間の2年間だった。

今まで本当にありがとうございました。
あと働き過ぎに注意してください!!

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

最初からあからさまな言葉で申し訳ないですが、Iくんの印象は「テキトーなやつだけどすごくできる子だな」というものでした。
そしてそれは最初から最後まで変わりませんでした(笑)

手を抜いているように見えてかなり的確な表現をするので、本当は頭をフル回転させて絞り出した答えなんじゃないかと思うこともしばしば。
しかし当の本人を見ると、いたってのほほん。
自然体でこれなんだなと思い、細かいことを指摘するよりものびのび解かせようという考えに至りました。
他の(もちろんそこには私も含みますが)人間には飛躍に思えるような論理で、直観的に答えにたどり着く能力が少なからずあると感じました。

それが「国語もできる」の正体です。

そんな能力を持ったIくんが、今後どのように成長するのか楽しみで仕方がありません……と、ここまで言われたら普通の人はプレッシャーを感じるはずですが、あなたがそんなものを感じるような小物ではないこともわかっています。

海城中はあなたのような大器が集まり、切磋琢磨できる素晴らしい学校です。
そんな環境で、どんな予想をも覆す大人物になってくれることを期待しています!

畠中

2019年