【中学受験】体調が悪いときは、勉強しないのがベスト。そして……その話を拾う賢さ。

 

体調が悪いときは、無理に勉強しないのが最善

 
授業中のこと。
いつもより元気がなく、体調が少しだけ悪そうな生徒がいました。
そこで、無理はしなくていい、というお話をしました。
 
勉強は体調万全ですべきものです。
少し頭が重いとか、どこかが痛いとか。
 
気持ちは前向きであっても、
そういう場面でガクッとパフォーマンスが落ちるということ、
大人であれば心当たりがあるのではないでしょうか。
 
 
僕が学生の時に特にそれを強く感じたのは、
現代文のような緻密で論理的な思考を必要とする科目でした。
 
微熱がある状態で受験した試験で、
知識系の科目にはそれほど影響を感じませんでしたが、
現代文で自信をもって選んだ選択肢を外しまくったことがありました。
 
ああ、やっぱり体調悪いと、ロジックを紡いでいく
思考の精度が落ちるんだなと感じた経験があります。
 
 
というわけで、
 
「勉強は元気な時に。
少しでも調子が悪いときは、
たっぷり食べてたっぷり眠ろう!!」
 
とシンプルにお話をしました。
 
と、ここまではよくあるエピソード。
 

横で聞いていた少年の体調、突然悪化する

 
今回書きたいのはその先です。
それを横で聞いていた別の少年が、
不敵な笑みを浮かべながら口を開きました。
 
「先生、オレも、
マジで体調が悪いです」
 
「ほう。
そりゃまた、ずいぶん突然だね(笑)」
 
「見た目ではわからないかもしれないですけど、
本気で調子が悪いんです。
 
帰ってもいいですか?
 
「いいわけないでしょう。
そんな余計なことまで考えられるようなら、
元気が有り余っているね(笑)」
 
 
どうでしょう。
なかなかの少年だと感じませんか?
 
彼はすぐに「体調が悪い説」はひっこめて、
しっかり頭を使って、悠々と帰っていきました。
 

最後にはお説教まで…………

 
元気は本当に有り余っていたようで、
 
「先生、Youtube、本気でやってないですよね?
本気で頑張るなら、まずは毎日更新くらいはしないと。
もっとちゃんとやったほうがいいですよ!!」

 
こんなお説教まで、言い残していきました。
言っていることはまったくその通りですので、
一言も言い返すことはできませんでした……。
 
 
 
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