昨年度の冬期講習中のこと。
6年生の女の子との会話です。
講習の授業では、弟はとても頑張っていたよ!というお話になりました。
彼女には低学年の弟くんがいます。
お姉ちゃんは、
「弟は、遊んでばかり!!
全然、勉強していない!!」
弟くんは、
「教室にくるたびに、お姉ちゃんの悪いところを
1つずつ挙げることに決めました!」
というわけで、とてもエネルギーがあっていい、と思っていました。
彼女が大学附属校の志望が高かったこともあり、
こんなことを言ってみました。
「中学受験で志望校に合格できたら、
進学校は大学附属ということになるから、
10年間そこに通うことになるね。
附属の大学は一流大学だけれど、
もしかすると、弟が大学で東大に入って、
最後は抜かれちゃうかもしれないよ?」
すると、弟が頑張ってくれるなら嬉しい、
という答えが返ってくるかと思いきや、
意外な答えが返ってきました。
「う~ん、それはちょっとイヤかも。
絶対、阻止します」
案外セコいことを言うな、と大笑い。
そこは
応援してあげましょう!!
ちなみに、彼女は第1志望校に合格し、
進学することが決まりました。
僕の軽口がもしかしたら、現実になるかもしれませんね。
その可能性はあると思います。
そして、彼女の方も大学まで安泰と思うことなく、
きっと実力ある若者に育つはずです。
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