【中学受験】6年生のホテルのお泊り。滞在時間が10時間!?その理由とは。

 
とある6年生の生徒が、
日曜日の授業に1コマ遅れて出席しました。
そのお話が面白かったので、記事にしたいと思います。
 
 
1コマ遅れは割と珍しいので、その後の授業の中で、
 
「今日の朝イチは、
何かのレッスンでもあったの？」
 
ということを尋ねました。
すると、
 
「いや、何にもないです。
昨日は、家族でホテルに泊まりに行っていました」
 
 
「はは～、なるほど。
そういうことですか。
 
ふだん頑張っている君へのご褒美に、
高級ホテルに優雅に泊まって美味しいご飯を食べて、
ゆっくりしてきた、ってわけですね」
 
 
ここまでは普通の流れなのですが、
そう言うと、お話が予想もしない方向に進んでいきます。
 
「いや、そ～いうのじゃないです。
晩御飯はパン１個でした。
 
ていうか、その日はテストがあったので
ホテルに着いたのは22時くらいでしたし」
 
 
「22時？？それはまたずいぶん慌ただしいね。
 
まあその分、朝はビュッフェで、
美味しい朝ごはんをたっぷり食べたってわけですね」
 
「いや、それも全然違います。
 
朝ご飯もパン１個
でした。
 
Wisardの授業があるから、
ダッシュで埼玉に帰ってきました！」
 
 
「ん？？そうなんだ。
ふ～ん、慌ただしすぎて、
あまりゆっくりできないお泊りな気がするけど……
 
まあ、そういうものなのかな？」
 
 
家族旅行は色々なパターンがあるから、
と思って授業を続けていたのですが…………、
授業の最終盤に突然閃きました。
 
「また、昨日のお泊りにお話を戻したいんだけれど……、
もしかして、
 
来年の入試の下見
お泊りの練習

ですか？？」
 
「そ～ですよ！！
当たり前じゃないですか！！！」
 
 
いや～、そういうことでしたか。
気がつくのが、ちょっと遅かったでしょうか………。
でも、初めからそう教えてくれたら、
わかりやすかったのに！！とも思うので、微妙なところですね。
 
 
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