【中学受験】入試激励という文化は、今後なくなるのかもしれない。というか、もうなくなった?

 
日本の入学試験には、
 
「塾の先生たちが校門の前に大挙して待ちかまえており、
受験生たちと握手して送り出す」
 
という「入試激励」、という文化がありました。
 
 
(もうだいぶ前に見たので記憶があいまいなのですが)
ドラマ「2月の勝者」の冒頭のシーンも、
たしかかその場面でしたよね。
 
おそらく中学受験だけでなく、
高校受験・大学受験でも、
少なからずそういった伝統があったはずです。
 
 
2022・2023年度は
それがコロナウィルスの影響で3密を避けるという風潮になり、
きれいさっぱりなくなりました。
 
(聞くところによると、関西難関中学校の入試会場では、
学習塾は今年度はコロナ前と同様、
かなり派手にやっていた場合もあるようですが(笑)
 
Wisardの先生もこじんまりと朝の校門前に行くこともありました)
 
 
未曽有の感染危機の流れで
学習塾が自粛しているという面もありますし、
中学校の中にはあらかじめHPにおいて、
 
「塾関係者および5年生以下の方、
学校周辺へのご来場はご遠慮ください」

 
というアナウンスがあることも多くなりました。
 
 
そして、2024年。今年度です。
コロナウィルスが落ち着き、
Wisardの先生も以前ほどではないものの、
何校かの入試激励には行きました。
 
そして気がついたことは。
 
東京で
入試激励文化は
死滅していました。

 
 
Wisardの先生が向かった数校にはなんと、
我々しか
いませんでした!

 
完全に時代の波に乗り遅れています。
 
お会いできた生徒数名は、
びっくりしつつ、安心した表情で入試会場に向かってくれましたが、
むしろ他の受験生たちや、
学校関係者の方々の視線が痛かった……。
 
確かに、多少なりとも通行の邪魔にはなっていますし、
見知らぬ人間がきょろきょろしながら突っ立っているわけで、
正直、
 
不審者です。
 
生徒を励ましに行っているつもりが、
気がついたら、非常識な人になっていたのです。
これはこわい…………。
 
 
それに2月3日にようやくそれに気がついたため、
2月4日の朝は激励には行きませんでした。
 
今のところ、来年度ももう、行かないつもりです。
というかご迷惑すぎて、もう行けない……。
 
 
来年度以降、どうなるのか、
息をひそめて見守りたいと思います。
 
 
 
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