【中学受験】中学受験を突破するための矛と盾(前編)(2024 中学入試エピソード4)

 
今回は2024年度に送り出した受験生の
合格のお話を取り上げたいと思います。
 
赤坂教室の5期生の少年です。
 
 
彼は話題が縦横、かつポジティブな少年で、
目だって面白い少年でした。
いちいち上手いことを言うので、
このブログにも何回出てきたかわかりません。
 
ただ、算数は非常に苦手でした。
お話そのものは理解できるものの、
いわゆる数字に弱いタイプ。
 
4年生の時点では、
考えることは上手なのですが、
数字や式が絡むと、途端に冴えなくなる少年でした。
 
 
とにかく反復で基本を感覚的に処理できるようにトレーニングを続け、
6年生の終盤まで、少しずつよくなっていきました。
 
ところが、彼が志望校として決めたのは桐朋中で、
率直に言ってかなり厳しい目標設定でした。
 
 
しかも、第2志望以下はかなりレベル差のある学校に設定していたため、
事実上の桐朋一本勝負。
しかも、2/2の入試ではさらに厳しくなりますから、
2/1の一発勝負に近い受験スケジュールになりました。
 
本人が桐朋中には強い意思を見せていたものの、
ご家庭でも酷な目標設定になってしまったかも、
とは心配なさっているほどでした。
 
 
可能性はあるものの、ちょっと難しいかもという見通しの下、
秋からの準備に突入しました。
とはいえ、入試問題に合わせて問題の難易度を
一気に上げるということはなく、
相変わらず、基本ばかりやっていました。
 
ただし、ただ基本ばかり、というわけではありませんでした。
途方もない時間、「ぶっ続けで基本ばかり」をやっていたんです。
 
 
彼にお話していたのは、
 
「君は受験を
 
盾と矛で突破しろ!!!
 
ということでした。
次回に続きます。
 
 
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