【中学受験】男女の兄妹・姉弟 を平等に扱うと一言でいうものの、とても難しいことです。

 
さて、1ヶ月もお休みしたアベブログ、再開していきます。
 
お休みした理由は、春期講習でブログの種になるようなエピソードが多すぎ、
多すぎるがゆえに満足した気持ちになって、
キーボードを叩く折がなかったこと、
それから、卒業生の方たちが待っていてくれるであろう、
重要コンテンツの作業をしていたからです。
 
身体の心配をしてくれたご家庭もあって恐縮です。
スタッフ一同、元気です！！
 
 
では、春期講習の一コマ。
お兄ちゃんがWisardを卒業している女の子の一言から、
お話が始まりました。
 
「お兄ちゃんと同じ本を読んだら、私の方が速く読む。
お兄ちゃんもそれは認めてくれているんです」
 
「それはいいことだよ～。
本をどんどん読んでいる兄妹っていうのがまずいいし、
それから、お兄ちゃんがあまりにもいいキャラクターだっていうこと。
 
ふつうは弟や妹にそんな優しい言葉をかけられないものだよ。
ほめてあげられるお兄ちゃんが優しい、と思うよ」
 
 
すると、お話を聞いていた少年が声をあげます。
 
「そうそうそう、そうなんですよ。
僕のお姉ちゃんは褒めてくれないです。
それどころか、マイナスのことを言ってきます。
 
ライオンです。
蹴ってくるし！！！
 
だから僕も殴り返すんです。
 
 
そういうと、お母さんに見つかり、
女の子に暴力をふるっちゃだめでしょう！
 
だから疑問に思ったんです。
男が女の子に手をあげるのはダメ。
でも女が男を蹴るのはいいのかなって」
 
 
う～ん、いい質問です。
しかし、さらに生徒たちは語ります。
 
「そうそう、お姉ちゃんと二人とも勉強している時、
姉が歌いながら勉強している。
しずかにしろって言うと、
お母さんに
 
二人とも静かにしてねっ！！
 
って言われるんです」
 
う～ん、まあ、そうやって言い合える家族がいることが最高！
ということにしておきましょう。
 
 
お子さんが2人以上いらっしゃるご家庭においては、
「お子さんを平等に扱う」ということの難しさに、
日々直面しているものと思います。
 
なにもかも同じということはありえないですから、
できるだけ平等にする、
というスタンダードがあれば十分と考え、
おおらかに接してあげてほしいと思っています。
 
 
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