【中学受験】色褪せない記憶もある。医師の卵になった1期生の思い出。

 
電車の中で、1期生についてのブログ記事を読んでいました。
ブログの引越しの時に消えてしまったデータで、いまはこの世界中で僕のパソコンのExelファイルにしか存在しません。
 
結構な分量があり、たまに読んでみると止まらなくなってしまうので、危険なファイルです(笑)
 
 
その中で、梅雨のあけた暑い1日と結びつくような文章があったので、再録です。
 

いつも「どーも〜!」という挨拶とともに、満面の笑みで入ってくる男の子がいます。
ほんとうに笑顔の似合う子なので、それを見ると嬉しい気持ちになります。
門をくぐるとき、いつも笑顔になるような塾でいたいものです。
 
さて、その子は性格がよいだけではありません。
算数に関しては荒削りながら確かな力を持っています。
国語が弱いのかな、という印象の子でしたが、問題内容に関しても実はよく読んでいることが最近わかってきました。
さらにまっすぐな気質の持ち主のようで、問題文に関して納得できない点はしばしば指摘してくれます。
中には問題文の解釈が微妙なもの、あるいは完全に間違っているものもしばしば含まれていて、そういう時はこちらとしても嬉しくなりますね。
 
 
さて、つい先週のことです。
いつものように
 
「先生、これはどーいうことですかー!!」
 
という声が教室に響き渡りました。
(彼はたいへん声の大きい少年です)
 
今度はどうしたのかな、と思って近づくと、彼の手にはなぜかプリントではなく、ペットボトルがあるではありませんか。
彼のいったこととは…
 
「先生、このポカリスエット、おかしくないですか!?
500ml、無果汁って書いてありますよね!!!」  
 
「うん、確かに。
それがどうしたの?」  
 
「原材料のところを見てくださいよ!
砂糖、ぶどう糖果糖液糖、果汁、ぶどう糖………。
 
果汁入ってるじゃないですか!!」  
 
「ほんとだ!!たしかに!!」
 
おもわず吹き出してしまいました。
よく見ているな、と思います。
でも、算数の授業中は、その注意力は問題に集中させてほしいものです!!

 
 
10年前のことなのに、まるで昨日のことのように思い出せます。
そんな彼は、武蔵は不合格でしたが城北中に進み、いまは医師への道を進んでいます。
もう少年ではなく、立派な青年。
すぐに、ドクターとして多くの人のお役にたっていくんでしょう。
 
いつものことながら、光陰矢の如しですね。
 
 
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