Archive for 9月, 2017

授業中のこと、ある少年の机の上を見やります。
 
‥‥‥。
巨大な消しゴムのカスが山ほど散らばっています。
‥‥これ、わりと苦手なんです。
学生時代は、ノートを開いた時にパラパラとカスが落ちるのが嫌で、きちんと払ってからノートを閉じていた記憶があります。
 
 
「机汚すぎでしょー!
もっとキレイな机で勉強しようよ!!
問題の解き方も、ノートも、せっかくすごく丁寧なんだから!」
 
「え??そうですか?
あまり気にならないんですが‥」
 
「よく気にならないねー。
端から見ていて、気になって仕方がないよ!」
 
「‥‥‥。
オレ、将来はゴミ屋敷に住むことになるかもしれません‥」
 
「あっはっは。
それじゃあ、お掃除の上手な奥さんを見つける必要があるね!」
 
ここまでは、まあ普通のやりとり?です。
しかし、ここから話が急転直下します。
 
 
「でも先生。
オレ、ジャイアンツの寮に入るから平気です!
 
「え!?ジャイアンツ??
ま、まさか‥その予定なの?」
 
「オホン。えぇ、まあ」
 
「それなら大丈夫かもしれないけれど‥。
ちなみに‥‥。
ちなみにドラフト何位で入る予定?」
 
 
「だいたい5位くらいですね」
 
 
そこは結構、謙虚なんですね(笑)
なかなか頼もしい少年です。
文武両道は何より!!!
しかし、もう少しの間。
カラダは少々なまってもいいので、アタマの中を鍛えるのに集中してもらわなくては!!
 
 
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前回に引き続き、今回は9〜12月に行われる合判SOについてです。
この模試の特徴は短いスパンで4回あるため、現状の受験生の中での相対的な位置が正確にわかることです。
また、科目間の実力差も一目瞭然なので、今後力を傾注すべき科目を再確認できるという要素もあります。
日頃の学習に活かすという意味では、ここが一番大切です。
 
 
もう一つの特徴は、完全Aタイプ、つまり処理能力を見るテストであるということ。
平均点も(今回の国語は低めでしたが)全体的に他のサピックスのテストと比べるとかなり高くなります。
算数では「得点率50%までの出題は落とせない」「そこでの失点をどれだけ抑えられるかが、受験生としての完成度を示す」とよく言います。
ところが、今回のテストをご覧になればわかりますが、大問1から4までは全て50%以上の問題でした。
難しくしすぎると、学力のない生徒で得点差がつきません。
ですから、ものすごく易しいものからそこそこの難易度の問題までを並べてあります。
四谷大塚の合不合とほぼ同じタイプの試験です。
要するに、ものすごくカンタンな問題なんです。
合不合は最後の出題で満点が厳しくなるようになっていますが、サピックスの方は十分に満点が狙える内容です。
 
つまり、
「易しい問題を解かせた時、どれくらい正確に解けるか」
「大問数の多い、広く浅くの出題に対し、どれくらいボロを出さないか」
を見るテストです。
 
従って、記述・難問系の出題をするBタイプ校の判定にはほとんど意味がなく、そちらの受験生は学校別SOの結果の方を重視することになります。
一方で、男子では海城、女子では豊島岡までのAタイプの学校での判定はある程度正確だと認識しています。
 
 
少し具体的なお話も交えておきます。
昨年度、Wisardの生徒で最も算数の力があったと思われる生徒は、このテストがとにかく苦手でした。
4回受けて4回ともボロボロ。
最後は本人もちょっと諦めていました(笑)
難問系の問題には抜群の粘りと集中力を見せる反面、易しい問題をたくさん解かせると、興味を抱けず適当に解いてしまうからです。
本人にそれを指摘しても、「ちゃんとやっているつもりなんですけれど、あんまり面白い問題じゃないから‥‥」というだけ。
 
彼に足りないのはその部分だとわかっていたので、それを口うるさく言い続けた記憶があります。
小学生はまだ未成熟な分、全てのフィールドで力を発揮することは難しいものです。
ですが、まず自分の得意な領域を持てていることが一つの財産です。
色々な場面でソツなく振る舞うことは後から覚えても構わないんです。
 
逆に合格力>>>学校別の生徒の場合は、広く浅くの常識はある程度抑えられています。
現時点で適性として遅れをとっていることは否めませんが、志望校対策に全力を上げる下地ができていると前向きに捉えれば、今後に繋がりやすいのではないでしょうか。
 
 
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都内の難関校を目指す生徒が受験するテストについてのお話です。
担当科目である算数のことではなく、テスト全体の受け止め方について書いてみます。
 
実施されるのは9月・11月。
志望校を絞って対策を行うことが合格に結び付きやすいこと、それには時間が必要であることから、9月のテストの方がより重要になります。
例外的な場合を除いては、ここでほぼ受験校は決まるからです。
11月のテストは参考程度という位置付けをお勧めしています。
 
このテストについては、どうしても合格判定の%が気になるはずです。
ですが実際に授業を担当している生徒については、これはそれほど気にしていません。
わずか10点で判定は激変するからです。
WEBではシュミレーターが利用できるので、ご使用になるとよく分かります。
1点を争う厳しい競争が行われているんですよね。
 
 
大切なのはまず科目の得点バランスについて。
普段の得意科目が取れていないケース、逆になぜかいつもよりとれている科目があるケースについては、原因をはっきりチェックした方がよいです。
一発勝負のテストのため、得点が偶発的に大きく上下します。
それもふまえて「向き・不向き」の客観的なデータとして使用するということです。
特に麻布や武蔵、渋幕のような極端なBタイプ校については、国理社の適性(普段のAタイプでの得点との差異)がかなり明確に出るので、その部分の判断に最も役に立ちます。
つまり、「その学校に向いているか、いないか」「長くて自由な記述を書いた時、よさが出せる生徒かどうか」という点は普段のテストだけではわからないということです。
(本当は、普段担当している先生の意見を聞くのが最も参考になるはずです)
 
それから、これから継続していく志望校の対策において、自分の足りないところを認識することです。
現時点で失点する科目、それを挽回できている科目を認識し、限られたエネルギーをそれに振り分けていかなくてはなりません。
特に暗記科目に穴のある生徒は、絶対にそれから目をそむけてはいけません。
平均点以下のスタートであれば、やれば必ず上がるからです。
そういう意味で、現時点でのライバルたちとの立ち位置を、本人がしっかりと受け止めることなのかなと思っています。
受験者の中での順位と判定%を見れば、自分が合格する側なのか、そうでないのかはおおよそわかるはずです。
そこで気持ちを前向きに切り替え、課題に取り組んでいけるかどうかが最も大切だと感じています。
これが、多くの受験生を送り出してきた側の感覚です。
 
 
最後に、最も気になるであろう、合格判定について。
9月・11月の2回のうち1回は最低でも50%は出しておきたいというのがおおよその見方です。
ざっくり言うと、想定合格点ちょうどの生徒は合格確率50%と判定されます。
2回受験して2回とも不合格になり、3回目の本番だけは合格する、という生徒がそれほど多いとは思えないですよね?
直接見ている生徒の場合は、まさに追い上げて多くの生徒をゴボウ抜きにしている最中のケースもあるので、絶対ではありませんが……。
それが難しい場合は、2月1日の受験校を再考するのも選択肢になります。
(ちなみに開成SOの厳しさは半端ではなく、50%でも十分に戦っていると思って間違いありません)
 
それから、80%だとしても絶対に油断しないこと、です。
これはもう、間違いなく断言できますが、80%を連打しても落ちる時は落ちます。
大学受験とも資格試験受験とも就職活動とも違い、中学入試は1回しかありません。
志望校に進学して、6年間を過ごせるかどうかは、あと120日ちょっとの準備によって決まるということを忘れないことです。
これはご家庭の方々ではなく、あくまでも受験生本人が、ということですね。
 
 
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ゾーンに入る、という言葉をご存知でしょうか。
最近ニュースなどでふれることのある、耳慣れない言葉。
スポーツ選手の言葉などで登場することが多いですね。
調べてみると、
 
「人がものごとに集中、没頭していて
さらに上手くいっている精神状態」

 
を指すようです。
もう少しわかりやすく説明すると、
 
ものすごく集中していて、時間が静かに、ゆっくりと流れる感覚。
身体と頭はフルに稼働しているのに、自分を近くから眺めているような意識がある。
緊張するはずの場面なのに、不思議なほど落ち着いている。

 
このような状態のことを言っているようです。
なんだか、これ、よーく知っている気がしませんか??
 
 
そう。
試験を受けている時の感覚です。
日本語の文章を読んだり、問題集を解いたりしている時にもありますが、周囲のお膳立ての整った試験ではこの状態になりやすいように感じます。
保護者の方の多くも、なんとなくお分かりになるのではないでしょうか。
 
小学生のうちにこの感覚に慣れている生徒はそんなにいないと思います。
ですが、一発勝負で力を振り絞らなくてはいけない日は、6年生にとってはそんなに遠くありません。
ボーダー上の競争をはるか超高空から見下ろすのが一番ですが、なかなかそうもいかないですよね。
全力を尽くすのはもちろんなのですが、それをどこか客観的に見ている自分がいるような生徒は、結果も出やすいはずです。
 
 
「ゾーン」という呼び名は、そんなに重要なことではありません。
来年の2月1日に、
 
「ものすごく集中できた。
やるだけのことはやった」

 
と言えるような受験生を1人でも多く送り出したいと思っています。
研ぎ澄まされた状態で全力を尽くし、それが合格に結びつく、という経験は一生の自信になることは間違いありませんから。
 
 
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少しずつ秋になってきました。
 
6年生は8月後半から、志望校へ向けた準備を進める時期です。
算数の志望校対策は、理社のトピックやワード、国語で取り上げられる文章を当てる感覚とは異なります。
ドンピシャで予想問題を的中させることは難しい科目だと思います。
というより触れたことのない考え方というのはほとんどなく、ある意味何をやっても的中します。
 
ですから、まずは問題に取り組む上で武器になる考える力に最後の磨きをかけること。
時間内に取れる問題を確実に取る得点感覚を保ち、向上させること。
さらに、ほとんど出題されないものの、当たると大きい典型的かつマイナーな論点(例えばN進法やトリボナッチ、ままこだてのような問題)を網羅すること。
そして、志望校に出題されやすい単元を厚く扱う形になります。
 
男子はとにかく立体図形を多めに扱います。
出題パターンが限定されており、一気に得点源になりやすい単元です。
(対局なのは速さの単元。
速さができる生徒は基本的に何をやってもできます。
以前こんな記事を前編後編に分けて書きましたね)
 
 
さて、そういうわけで、6年生の少年と立体図形を解いているときのこと。
非常に頭の冴えている男なのですが、時折独特の感覚でしゃべることがあります。
こんなことを言いだしました。
 
「立体切断の問題を解く時は、なぜだかいつも、頭に俳句が浮かんでくるんですよ」
 
「(突然何を言い出すんだ‥(笑))
そうなの?今はどんな句が浮かんだ?」
 
「今浮かんだのは、コレです。
 
実際に やってみなけりゃ わからない
 
どうですか?」
 
 
あっはっは。
どうもこうもないですね。
実際にやってみなくてもわかるように、しっかりした練習あるのみです。
あと120日余りで、どんな出題が来ても、自信を持って解ける力をつけましょう。
 
 
立体は いつもおんなじ カンタンだ
 
本番で、こんな句が頭に浮かぶことが目標ですね。
 
 
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