冬に体調を崩してしまった6年生
昨年の冬のことです。
6年生の少年で、大きく体調を崩した生徒がいました。
毎年、Wisardくらいの規模でも、
大きな怪我をする生徒がいらっしゃいます。
・松葉杖が必要なレベルの足のケガ
・ペンをもつ利き腕の骨折
・体力を大きく消耗するような体調不良
はやはり勉強にもそれなりの影響があります。
その子は高熱を伴う体調不良でした。
お子さんをお育てになっているご家庭であれば、
よくお分かりだと思うのですが、
子どもはけっこう体調を崩すものです。
それこそ流行病も子供たちの間では大人の何倍も流行りますし、
熱を出す頻度も、大人の比ではありません。
かなりひどい体調不良。3週間熱が下がらない!!??
ですから、体調不良による欠席の生徒さんは
常に一定数いらっしゃいますので、学習塾にとっては日常です。
その子の場合はちょっと違いました。
まず、3週間近く熱が下がらず、咳も止まらず、
Wisardの授業をず～っと休んでいました。
いくら子供がよく熱を出すとは言え、
3週間熱が下がらないというのは、
ちょっと只事ではないですよね？
悪化する一方で、かなり苦しんでいるということ、
食欲がなく、どんどん痩せて体力が落ちていること
勉強はできる状態ではないこと、
はお母さまから聞いていました。
解熱しても、椅子に座るだけで疲れてしまう、
書く手に力が入らない、
というくらい弱ってしまったようです。
ようやく教室に戻ってきたときには……
そしてようやく次にお会いした時には、
なんと5Kg減。
ズボンがゆるくなりすぎて困っていると言いながら、
あらわれました。
どちらかというと丸っこいシルエットだった彼が、
すっかりガリっとなっています。
なんとか治ってよかった、
まだ12月だからなんとかなる、と思いつつも、
すぐフルパワーで勉強に取り組めるわけではありませんし、
試練だなあと思っていました。
さて、そこから徐々にペースを戻していき、
冬期講習は普通に受講することができました。
得意科目の算数は本来の冴えが戻ってきており、
手応えがありました。
入試直前の会話
そして、2/1の入試本番が迫って、
「11月~12月は大変だったけれど、
コンディションが戻ったのは、
ほんとうによかったよね。
5Kg落ちた体重も、少しは戻った？？」
そう尋ねると、イイ感じのゆるふわな答えが返ってきました。
「う～ん、一時は5Kg以上減っていたんですけれど、
そこから
7Kg増えて
しまいました……！！」
「………！！！」」
コンディション万全！！
入試結果はもちろん…………！！！
ご想像の通りでした。
※サムネの画像、誰だかお分かりになりますか？
パッと見ではわからないと思われますが、
超～有名俳優です。
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