授業を効果的に受けるコツ
前回の記事で、授業を受ける際に自分のコンディションを良い状態に保つコツのことを書きました。
先に申し上げておくと、この方法はもちろん必須ではありません。
こういうやり方もあるんだな、という程度にお読みになってください。
正直、保護者の方が読んでもあまり意味がないと思うので、お子さんに読んでもらってもいいかもしれません。
中学受験生に限らず、全受験生に共通する内容です。
授業を受ける際、効果的に受けるためにご紹介する手法は、
うなずくこと
です。
おい、それだけかよ!!という怒りの声が全世界から怒涛のように湧き上がってくるのを感じますが、ちょっと待ってください。
これは、冗談で言っているわけではありません。
けっこうマジメに書いています。
講義を聞きながらうなずきを入れていることで、授業の理解を深めている生徒を多く見てきましたし、つい最近まで忘れていましたが、思い起こしてみれば受験生時代の自分もこれはやっていました。
些細なことですが、習慣となると一定の効果があることは間違いありません。
やり方とメリットを簡単にまとめてみます。
授業中の「うなずき方」のやり方・メリット
やり方は、単純です。
・「〜だから〜なる」というような論理的な内容に納得できているときにうなずく。
・「なるほど」という発見があったときは、自然と深くうなずく。
・論理の展開についていけないときは、首をかしげる。
これだけです。
メリットとしては、
・少しでも肉体的に動きを入れることで、睡魔が襲ってくることを防ぐ。
・理解できているのか、それともついていけていないのかが自分の中で明確になる。
・(クラス人数が20人以下の講義の場合)担当講師にこちらの理解度を伝え、理解が難しい箇所を重ねて説明するように促せる。
・様々な授業を受講する中で、この授業は聞き逃さずに集中すべきであることが自分の中でハッキリする。
ということになります。
受験生時代の個人的な活用法
自分は、中学受験生の時に受けた算数の授業があまりに面白かったので、その授業だけは自然とうなずきを入れていた記憶があります。
【中学受験】SAPIXの霜山先生(イモ)
中高生の時は戦略的に考えるタイプになっていたため、重要と位置付けた授業では全てやっていました。
特に、数学の授業では、首をかしげるだけではなく、
「は?ちょっと、意味がわからないんですけど??」
という苛立った表情を組み合わせることを覚えていたため、けっこう丁寧に解説してくれた記憶があります。
そういう意味では、配信の授業を聞く時には、疲れたら休憩すればいいだけなので効果が薄いかもしれませんね。
一部の生徒に注意点
あっ。最後に大切なことを。
いまWisardで日常的に講義形式の授業を受けているメンバーは全部で10人と少しですが、その生徒たちに保護者の方は、この文章は生徒に読ませなくてかまいません!!
すでに1/3以上の生徒は自然とこの手法を身につけていますし、次回の授業から全員がいきなり首をブンブン振りはじめたら、なんだか‥‥やりにくくなってしまいそうなので(笑)
Wisardの教材サイトはこちらか、右上のリンクから。
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はー、なるほどね。それって自然とうなずいてしまうものと思ってたけど、確かにテクニックとも言えるね!!!と思ってくださった方はクリックをお願いします。
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