夏休み中にいつも読み返す記事があります。
【夏休みの宿題】 読書感想文の書き方を超高空から見る。
【中学受験】「夏休みの友」は受験生の敵??
【中学受験】小学校の夏休みの課題。受験生の付き合い方。
【中学受験】恒例。夏休みの読書感想文について。
これです。
しかし、毎年同じような記事を書いていますね(笑)
どの記事も、とりあげた生徒たちのことが思い出されて、
毎年読んでしまいます。
今年も同じようなことがありました。
ある6年生の少年との会話です。
「先生、もう俺オレ、宿題全部終わりましたよ!」
「おお、早いね。
読書感想文とかも?」
「ええ、もう写し終りました」
「えっ、写した??」
「はい。
父がパソコンで書いてくれたのを。
毎年恒例
なんです」
イヤな毎年恒例ですね!!
まるで悪びれていない(笑)
そのカラっとした感じに、苦笑いです。
「今年は、夏は忙しいってわかってたので、
春休みから準備していたんですよ」
準備していたのはお父さんだけだろう、
そんな言葉が喉から出かかります(笑)
「中学受験の闇だねえ(笑)
まあ、学校の宿題の大部分は意味ないけど、
その中で読書感想文は自分でやってもいいラインだとは思うけど。
それで、どの本を選んだの?」
「え?
忘れましたよ」
「まさか、読んでもいない本なの?」
「はい。
もちろん
読んでいません!!」
堂々としすぎている(笑)
彼はとても賢い少年で、
少しずつ面白い本を読むことが好きになっていくはずですから、
心のどこかで安心している部分もあります。
ですから、かろうじて聞いていられました(笑)
「あと、自由研究は作ってもらったものをもって、
写真にうつるだけでした!!」
いい加減にしなさい!!
中学生になったら、もう頼っちゃダメだよ!!
それが僕から送れる、唯一のメッセージでした。
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