【中学受験】中学入試における繰り上げ合格について +今年のWisardの場合。

 

中学入試にも繰り上げ合格があります

 
中学受験には、繰り上げ合格があります。
 
中学校によって仕組みは様々で、
 
・補欠をあらかじめ発表する中学校
・補欠を番号ありで発表する中学校
・いきなり繰り上げの連絡がくる中学校
 
と、学校のシステムによっても異なります。
 
 
志望の高い学校の繰り上げ合格が来ることは、
入試終盤において、たいへんなドラマになります。
ですからやはり2月10日になるくらいまで、
携帯電話が気になる、というご家庭も数多くあるはずです。
 
注意事項としては、「入学手続きの締め切り」直後に来ることが多いということ、
緊急連絡先として伝達している電話に連絡があるので、
気がつかないことがないように配慮すること、のみ
です。
 
 
それから、繰り上げ合格の生徒はたいていかなりの人数がいます。
また、合格基準点ボーダー付近の数点の範囲に多くの生徒が集中していますから、
正規合格者とのちがいなど、ほんのわずかです。
 
なにも気が引けることなどない、堂々と合格者として胸をはってほしい、
ということも付け加えておきます。
 
 

繰り上げ合格はレアケース

 
とはいえ、繰り上げ合格を期待するのは、
受験生にとっては非常に酷な時間につながると考え、
基本的にWisardでは、繰り上げは期待しないようにしましょう、
というお話をしています。
 
繰り上げ合格そのものがレアケースであることは、
間違いないからです。
 
塾の先生から見ると、
「やっぱり、繰り上げが来たか!」ということも、
「なんで来ないんだ、来てもいいのに……」というケース、
「信じられない!よくぞ来てくれた!!」というケースもありますね。
 
 
繰り上げを予想することは難しく、
「もうちょっとだったはずだ」と思ってはいても、
実際に繰り上げが来るケースはわずか。
 
中学受験生たちには、繰り上げ合格のことなど気にしないで、
決定した進学校を誇りに思い、
春の入学を楽しみに待ってほしいと思っています。
 
 

繰り上げ合格 2023年度の入試で印象的だったこと

 
今年送り出した生徒たちで、とても印象的だったことがありました。
 
毎年何人も繰り上げで合格をいただいた学校に
進学する生徒かいらっしゃるのですが、
今年に関しては、繰り上げ合格は例年より多かったにも関わらず、
たった1人だけでした。
 
 
もちろん、第1志望に合格している状況で、
不合格だった第2志望の繰り上がりがあったようなケースもあり、
こちらをお断りするのは、まあ予定通りのアクションいうことになります。
 
ですが、もともと志望度が上の学校に繰り上がっても、
そちらではなくすでに手続きをしていた学校に進学する生徒が数名いました。
 
 
正規合格していた場合は入学手続きをしていた可能性の高い学校に合格したのに、
進学しない、というのは不思議に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
それは生徒本人・ご家庭が進学が決定した学校に
もう心を決めて納得していて、
完全に気持ちが固まっていた、ということなのだと思います。
 
中学入試を、納得のいくかたちでゴールできたことの表れでもありますから、
それはそれで幸せなことですよね。
 
 

合格の種別なんてもちろん関係ないし、
大切なのは合格した後に通っている期間!

 
中学入試は、学生としてのキャリアのほんの冒頭です。
納得のいくかたちで中高一貫校に進学してほしい、
というのが送り出す側の考えていることです。
 
大事なのは、学校の名前ではありません。
 
中高6年間を
どう過ごすか

 
です。
受験生としての頑張りが、
この6年間を充実させるための土台になっているはずです
 
今年の卒業生たちにも、
胸を張って進学校に進み、
大活躍してほしいと願っています。
 
 
 
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