【中学受験】あるお父さんの手記 早稲田中進学!!(前編)(2021中学入試エピソード4)

 

2021年度 受験体験記の準備をしています。

 
2021年度13期生の受験体験記を、
HPにアップする準備をしています。
 
今年も最高です。
 
Wisard 受験体験記
 
ここから、昨年度までのすべての文章が読めます。
いつ読んでも、メチャクチャ面白くて、大好きです。
手前味噌ですけれど(笑)
 
Wisardだって、いつかはなくなる、
でも教室がなくなったらこれが読めなくなってしまうのか……、
なら、あと何年でも続けたいな、と
と個人的には思うくらいです。
 
春季講習が終わる前後に、最新年度のものをアップする予定です。
もう少しお時間をいただきます。
 
 

あるお父さまに書いていただいた体験記が最高すぎる。

 
早稲田中に息子さんが進学を決めたお父さまが、
受験体験記を書いてくれました。
 
とても素敵な文章を書いていただき、
感激しました。
 
そして僕が将来息子ができ、
仮にその子が中学受験をするとしたら、
父としてこんな役割をしたい、と思いました。
 
(そして、こんないい塾があるのなら、
僕も通わせてみたい、とも思いました)
 
↑【注意】ポジショントークではなく、
文章の感想です(笑))
 
 

「心を掴む」

 
いくつか、一緒に書きたいことがあるのですが、
WEBでの更新に先駆けて、まず本文をお送りします。
 

我が家は妻が受験に一生懸命で、
私はやってみれば?というスタイルでした。
 
息子が中学受験をしたいと申し出た時、
妻はその言葉を待っていたかの如く、
動き出したことを覚えています。
 
小学1年生より、息子と共に野球チームに入っていた私は、
「野球が続けられるならかまわないよ」というスタンス。
4年生手前より早稲田アカデミーに通いつつ、
土日は野球をしておりました。
 
ですが、5年生手前で壁にぶち当たります。
順調だった勉強が一気に難しくなり、クラス落ちしました。
あからさまに算数が苦手だとわかる模試内容。
手を打たねばと、
すぐさま妻が伝を通じて探し出したのが、Wisardでした。
 
 
平日の授業コマが埋まっているため、
授業をとれる日は土曜日の19時からとのこと。
半信半疑の私とは逆に、
ワラにもすがりたい妻に説得され通うことになります。
土曜日の練習や試合が終わるや否や、
ユニフォームのまま車で連れ去られ、通塾していました。
 
息子の体力も心配でしたが、妻も車で送り、塾が終わるまで待機。
だいたい22時すぎの帰宅。
翌日は朝早くから野球も活動があり、
弁当の用意もあります。
息子も起きられないし、
これは続けられないなと思ったものです。
 
 
ある日の私が迎えにいった帰り道の車、
一心不乱に塾で借りた本を読んでいる息子に、
 
「大変だろ?
Wisardやめるか?」
 
と質問しましたら、
 
「ハァ?辞めないよ!
めっちゃ面白いし」

 
と即答されました。
 
「こいつ、凄えな」
 
と思いながら、
同時にWisardの先生がたに嫉妬に近い感情を抱きました。
形は違えど、私も野球のコーチとして子どもたちと関わっていたので、
この年の小学生男子の「楽しい」は、最高の褒め言葉だと感じていたのです。
 
Wisardの先生がたは、どうやって息子の心を掴んだのか?と。
楽しくやらせる仕組みや方法があるのか、
どうやったら子どもたちにそう思ってもらえるだろう?と
試行錯誤していた時期だったので、
余計に悔しい気持ちになったのを覚えています。
 
 
私の気持ちと裏腹に、楽しく勉強ができるようになってきた息子は、
算数がメキメキと伸びていきます。
6年の初め頃には、あの算数が一番の得意科目となっていました。
 
模試でも成績が表れると、
妻の目の色が変わり、Wisardで国語のコマも入りました。
息子も呼応するかの如く一気に受験モードになり、
6年になった時には私は1人で野球に行くことになっていました。
 
「こんどの日曜日、〇〇チームと試合なんだけど、
お前来られる?」と聞いても、
 
「模試受けたいから」
 
「講習だから無理」
 
と一蹴されていました。
なにか息子を奪われたという感情と共に、
よく導いてくださっているなという感想が正直な気持ちでした。
 
「2月の勝者」というマンガを読んでいたこともあり、
親としての役割などを模索していた時期でしたので、
息子の意思を尊重しようと考えられたのも、よかったかもしれません。
 
 
モードに入った息子は、家では妻と格闘しながら勉強し、
早稲田アカデミー・Wisardに通い、
朝から晩まで勉強をしていました。
私の小学校時代には考えられない時間を費やして、勉強していました。
 
塾から帰ってくると、プリントやテキストを私に見せてきて、
「これ、やってみ……」というのです。
内心で
 
「できるわけがないだろう(怒)」
 
と思いつつ、
どれどれととりかかります。
 
当然できません。
 
するとドヤ顔で解説を始めるのです。
先生がたに教わったテクニックを自分の言葉で語りながら、復習しているのです。
唯一、私が協力できたことといえば、
息子の自慢話を聞いてやることだと今となっては思います。
 
 
中学受験において、日々の積み重ねと習慣がいかに大事であるか。
この受験体験を通じ、
息子にとって大きな意義が染み込んだのではないかと思っています。
 
その積み重ねがとても苦しく辛いはずなのですが、
Wisardの先生がたに出会い、
勉強の「楽しみ」を知り、
辛い気持ちにならず最後まで走りきれた!と息子を見ていてそう実感します。
 
中学受験を始めてから一度も、
「苦しい」「辛い」と弱音をはいたことがないのです。
 
※野球では「辛い」とは、いつも言われていました
 
 
合格・成功が目的でありつつも、
今後の勉強や目標への努力のしかたを体験できたことに、
親として喜びを感じております。
こうやって体験記として昔を思い出しながら書いていると……。
 
最初は息子が、次には妻が、そして最後には私、
が阿部先生や畠中先生、Wisardに心を掴まれていたのだと改めて思います。
 
よい体験をさせていただきました。
ほんとうにありがとうございました。

 
 

後編に続きます。

 
こんなことを書いていただいて、
この仕事を選んでよかったな、と思います。
 
他の仕事を選んで、
こんな形で誰かの役にたったり、
短い期間であっても誰かと同じ目標を目指すことができるイメージが、
まったく湧きません。
 
あともう1点、
つけくわえてぜひ書いておきたいエピソードがあるので、
それを後編で書きたいと思います。
 
 
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
ハァ?辞めないよ! の「ハァ?」 が最高すぎる!!! と思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

中学校受験ランキング
 
 


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。