【中学受験】開成と桜蔭 その10

 
Wisardの桜蔭受験生の結果は以下の通りです。
 
2010年 1期生 1/2
2011年 2期生 2/2
2012年 3期生 0/0
2013年 4期生 2/2
2014年 5期生 0/0
2015年 6期生 2/3
2016年 7期生 1/2
2017年 8期生 0/0 
 
11名受験8名合格 合格率72.7%
 
 
Wisardでは、2月1日の勝算が低いと判断した場合は志望校を下げ、1日で合格をもらってから2日以降により難しい入試で勝負することをお勧めしています。
ですから、Wisardからは五分五分以上の生徒しか受験していません。
そのため、自然と開成よりもやや合格率が高くなります。
 
不合格だった3名もかなり惜しいところまで行っていました。
実際に開成の受験生と同様、第二志望を外した生徒は一人もおらず、全員が豊島岡か渋幕に進学している実力者です。
本当に惜しくも及ばなかったという感覚です。
比較的、努力が結果に結びつきやすい入試、データ通りの結果になりやすい入試問題というニュアンスが伝わるのではないでしょうか。
 
 
そして、受験生がまず目指すべきなのは算国で圧倒するパワータイプです。
桜蔭を目指す以上は国語の偏差値は最低でも58、多くは62以上あるでしょうから、まずはこれは前提です。
(偏差値はサピックス偏差としてお読みになってください)
9月までは読書量をできるだけ落とさず、学習塾で扱う文章と真剣に向かい合うことです。
そして算数にエネルギーを投入しましょう。
目安として、算国2教科で偏差63以上の力を目指しましょう。
(ご家庭のエネルギーではありません。
当たり前ですが、受験生本人が頭を使わなければ能力は決して向上しません)
理社ももちろん大切ですが、得意科目が理科と社会では、確実な合格には至らないと思ってください。
 
 
以上では、一つの目安として偏差値を挙げて説明していますが、普段はあまり偏差値のことは口にしません。
大切なのはパワー、何としてでも答えにたどりつく馬力、記述を書き切る力です。
算数の先生から言えることは、テキストの問題を徹底的にやり込み、解法を暗記するタイプの学習に走らないこと。
授業中はバツばっかり、家庭学習で完璧に仕上げるという形は最後まで持ちません。
とにかく良問と格闘すること、頭を使う訓練をすることです。
合格確実層に入るためにはとにかく授業中に集中し、競争心をもてる資質が大切だと思っています。
 
 
本当は入試問題の分析とか、傾向と対策的なテーマも書こうと思っていたのですが、それは来年の春に書きます。
ですので、今年のこのテーマでの更新はここまでにします。
ここまで読んでくださった方々に感謝です!
 
 
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