本気の下剋上

Mくん(2018年度/開成中 進学)

僕が集団塾に入ったのは4年生の10月と遅く、開成に入ることは不可能だと多くの先生から言われましたが、あきらめずに勉強をし続けました。
しかし、6年生になっても、合不合では点数が取れるものの、志望校テストを受けても14回中4回しか合格可能性50%以上をとったことがなく、過去問でも合格者最低点を超えた年は3年しかないという悲惨な状態でした。

それでも自分を応援し続けてくれたのは、両親とWisardの先生でした。
阿部先生の楽しい授業と、畠中先生の分かりやすい授業でくじけることなく進むことができました。
阿部先生、畠中先生、本当にありがとうございました。

<後輩へのアドバイス>
最後に合否を分けるのは、自分の「合格したい」という気持ちだと思います。
開成は「合格したい」という気持ちが2月3日校よりも何十倍も強かったためか、3日校は不合格でした。
「合格したい」という気持ちを持って入試に挑むと良いです。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

タイトルの通り、見事な下克上を成し遂げましたね。
君が開成に合格するためには、2つのハードルがありました。
1つはもちろん2月1日の本番ですが、その前に「我々に認めさせる」というハードルが実はあったんです。
Wisardに入った頃から「開成に行きたい」と言っていて、我々も全力で応援してはいました。
ですが、正直なことを言うと、「6年生後期になったらどうやって開成を諦めさせようか」ということも頭の片隅で考えていました。

しかし開成だけを見て本気で努力を重ね、本当に力をつけていく姿を見て、もしかしたらという希望が見え始めたのが6年生の前期。
そして後期になると我々も「開成を受けさせてあげたい」と思えるほどの力になりました。
君が1つ目のハードルを越えたのは11月くらいだったと思います。
その後も成長を続け、見事最後のハードルも越えてくれました。

本人の気持ちがいかに大事かということを改めて思い知らせてくれた受験生でした。

この経験は、君の今後の人生も大きく変える経験になったはずです。
これから立ちはだかる様々な壁も、君ならどんな努力も惜しまずに越えていくことでしょう。
憧れの開成で充実した日々を送ってください。
高校生クイズで君の姿を見る日を楽しみにしています!

畠中

2018年