「受験校当日変更事件」

Yくん(2018年度/暁星中 進学)

僕はWisardで一番勉強しなかった生徒だと、今振り返って思います。
しかし、それでも阿部先生の授業を真面目?に受けていたら、無事に合格することができました。
僕がWisardに入ったのは6年生の夏休み前でした。
その頃僕は算数が壊滅的に悪く、国語だけ比較的偏差値が高いと言う高低差の激しい成績でした。
しかしWisardに入ってから段々と算数の偏差値が上がり、国語と同じ位にまで上げることができました。

そして2月1日。
僕は自分でも驚くようなことをしました。
その名も 「受験校 当日変更事件」 です。
2月1日当日の朝、もともと第一志望にしていた難関校に、受験校を変えたんです。
結局落ちてしまいましたが、自分の中でけじめをつけることができました。
今ではそれを笑い話にしてくれる優しさも、Wisardの良さだと思います。
結局、2月3日に受けた中学に進学することになりましたが、この中学受験に僕は後悔がありません。

算数を教えてくれた阿部先生。
励ましてくれた畠中先生。
その他先生方も、ありがとうございました。_

Wisardよりメッセージ

君はおそらく30%くらいの力で、中学入試を乗り越えました。
今年度の最後の生徒として入室してきた時は、「あぁ、全然積み重ねていない生徒なんだな」と感じましたが、能力があるのはすぐに分かりましたし、授業中の頑張りがきく生徒でした。
ですから、授業の中でしっかり力をつけましたね。
君を算数が苦手な少年だと思ったことは、一度もありません。
自分でも、もうその感覚はもう全くないはずです。

それからすごく印象的なこととして、自分の考えで動く瞬発力というか、行動力も持っていました。
2月1日に、僕が把握しているのと違う中学校を受験したのは、君が初めて。
(最後でもあってほしいところですが……(笑))
それなのに、予定通りの受験をしていたのとおそらく同じ進学校の合格を得られたところに、君の持っている力が垣間見えるような気がします。

暁星の合格をもらえたのは、とても良かったです。
しかし、30%の力でもなんとかなる、という気持ちにならないようにしましょう。
6年間で、これと決めたことをやりぬく意志を身につけて下さい。
何かを欲しいと思ったら、途中で「やっぱり、別にいいや」とは言わずに、人からどう見られたとしても、それに向かっていってください。
簡単に低きに流れず、粘る技術を身につければ、君はものすごく伸びるはずです。
人生はウィニングイレブンに費やすには短すぎますよ。
気をつけてね!!

阿部

2018年