中学生になったら○○○を頑張る

Iくん(2018年度/巣鴨中 進学)

受験終了のあいさつにWisardに行った時、阿部先生に「君に足りないものは3文字の言葉です。中学生になったらそれを頑張ってください!」と言われ、それは何なのかを考えました。


ぼくがWisardに入ったのは4年生の秋。
それまでサピではどの教科もいいところはありませんでした。
Wisardで勉強を始めてすぐに「君は算数はとてもできるよ」と阿部先生にほめられ、うれしくなって算数が大好きになりました。
以来、算数だけはいい成績でした。

国語はずっとひどい成績で、サピのテストで最低偏差値14.9(4年)、6年でも28.9をとってしまいました。
でも後輩のみなさん、安心してください。
畠中先生の言うことをよく聞いて頑張れば、ぼくでも最後には平均点を超えられるようになりました。
記述ができなくても、選択肢をとるワザを教えてくれました。
漢字も書けるようになりました。

そんなことを思い出しているうちに、○○○の3文字は「国語力」かと思いましたが、違うような気がしました。

理科は計算や生物、水溶液が好きでしたが、知識を覚えるのがめんどうくさくて、最後までだらだらとしてしまいました。
社会は全然覚えられなくて、最後の入試の日までコアプラスを覚えていました。
そんなことを頭の中で考えていたら、○○○は「ちしき」かなと思い、今度は合っている気がしたので阿部先生に聞いてみたら「おしい!」と言われました。


ヒント:ドラえもんのひみつ道具の1つ、○○○パン。

ドラえもんは助けてくれません。
中学生になったら自分の力を伸ばし、知識の○○○も頑張りたいと思います。
先生方、今まで本当にありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

国語が苦手な子とは思えない文章力で、これは記述を書かせた方が良かったのではないかと今になって思っています(笑)

本当にマイペースな君をずっとなんとかしようと躍起になっていましたが、最後までマイペースでしたね。
算数では別人だったようですが、国語では正直なところ、いつも人の10歩後ろを歩いているような状態でした。
しかし、君はマイペースながらにきちんと誠実に、丁寧に問題を解こうとしてくれていました。
それが最後の最後に国語がなんとかなった要因だと思います。

中学受験では、基本的には精神的に成長している子、言い換えれば「おませさん」の方が有利になることが多いです。
君はそのようなものとは無縁の、子どもらしい素直さや誠実さ、そして優しさにあふれた少年です。
しかし君に関しては、その性格が最後に国語の助けになったのだと思います。

その人の良さに惹かれて君の周りに集まってくる仲間たちとともに、巣鴨で充実した日々を送ってください!

P.S. ドラえもんはもちろん、今度はお母様も○○○に力を貸してくれることはありませんので、ご自分の力でコツコツと積み重ねていってくださいね!

畠中

2018年