僕の受験教訓記特集

Gくん(2024年度/本郷中学校 進学)

題名を聞いて分かる通り、僕は第一志望校に落ちてしまいました。
(ほかの学校には受かったので、安心してください。)
ここではその教訓を最後のほうにまとめておりますので、
参考にしていただければ幸いです。


僕は算数ができます。
でも逆に言うと国語はダメです。
国語はWisardの中でも底辺と言えるような成績です(笑)

ぼくがWisardに入ったのは5年生の時の夏期講習の時です。
その時も国語はひどいものでした。
Wisardにはもともと、国語の成績を補うために入塾しました。

Wisardに入ったら、「ハタナカ」という先生が出てきて、
奥のほうにある小さい教室に連れていかれ、
国語の問題をいきなり渡されたので、正直ビビりました。

2回目に行ったとき、「アベ」という先生が出てきて
「今日は算数の体験授業を受けていただきます」と言われたので、
何だこの人、初対面の人に何を! と思った(噓です)。
それで結局算数も授業を受けることになりました。


こうしてWisardに入塾したのですが、最初は、渋々行くという感じでした。
でも、WisardにいくほどWisardのことが好きになりました。

その理由は2つあります。

①自分の中でも算数が優秀であることが分かったから。

②他のWisardの仲間(ライバルともいえよう)と知り会ったから。


では、Wisardの話はさておき、これからは僕のことについて話していきましょう。

僕は小学2年生の中期にSAPIXに入りました。
当時はAとBというコースがあり、僕はずっとAにいました.
(サピでは基本的に成績が悪い順にA・B……とコースがあります)

当時の僕の算数偏差値は、50台後半、
国語は30台というひどいものでした。
(そもそもその時は偏差値が何か知りませんでしたので、
特に成績を気にすることもありませんでした)


更に4年生になった時算数の成績が不安定になり始めたので
成績はずっとDからα2間をうろついていました。
(4年生からはコースが低い順にA・B・……・I・α3・α2・α1となっていました)

4年生の時は別の個別指導塾に通っていましたが成績は伸びず、やめてしまいました。
その後も家庭教師に教えてもらい、少し成績が伸びたことにより、油断してしまい、
成績が急下降しました。
そこで先輩が推薦してくれたのがWisardです。


6年生になったら得点記入表と、コース昇降という厄介なものができたことにより、
国語の時はいつもコースを落とされました。(T₋T)
6年生の初期は成績が悪く、ほとんどFコース以下でした。
夏季講習でHに上がった! と思ったらすぐにGに落とされ、
夏季講習が終わったらFに落とされました。


そこで阿部先生が
「過去問提出したことがないけどどうした」
と聞いて来たので流石にビビりました。
(実際に僕は10月まで過去問を一回も提出したことがなかったです)

それからは過去問の質問をしたことにより、
算数の偏差値は常に60前半をキープするようになりました。


そしていよいよ入試本番をむかえ、1月10日に栄東中学校の受験。
算数は85点を取ることができたのですが、
国語が100点中30点という絶望的な点数でした。

1月11日の開智特待でも国語の点数は半分も行かず、

特に1月12日の栄東東大特待では、国語の平均点が150点中80点台に対し、
僕は30点しか取れませんでした。
(もちろん落ちました)

そこで畠中先生に特訓してもらった結果、1月18日の栄東東大クラスでは、
88点を取ることができ、平均点を上回ることができました。


2月校も順調に受かると思っていたのですが、
2月1日も2月3日も第1志望の早稲田中学校には受かりませんでした。
幸い、2月2日の本郷中学校に受かりました。

以上これが僕の受験体験記です。


ここで皆さんにアドバイスをしようと思います。
まず僕が早稲田中学校に落ちた理由は2つあります。

①前日に寝たのが2時だった。
前日にホテルに泊まったことにより、当然ベッドや布団も家のものとは違う。
僕はその布団に慣れていなかったので、寝ることができなかった。
僕はこれを一生後悔します。
なので僕はホテルに泊まることを絶対にお勧めしません。
(家から遠かった場合は別として)

②出た問題の系統が苦手だった。
なので、苦手な単元はなくしたほうがいいです。
分からない問題は塾の先生に聞いたほうがいいでしょう。


【受験の時の注意事項】

①たまに「この問題こう解くんだよね」「そうそう。そのやり方合ってる」
という会話を聞くことがあるが、そういうのは無視する。
(大体こういう時はそいつが間違っている)

②緊張はしすぎないほうが良い。
無理やり笑って見せると緊張が和らぐことがある。

③名前は絶対書くこと。
(知らせてくれる学校もあるかもしれないが)

④自分の答えを信じること。
他人の答えと違った場合は、自分こそが合っていると思うこと。

⑤ある科目が悪かった場合は、その科目を気にせず、次の試験で頑張ること。
(逆に言えば次の試験で頑張る以外の方法はない)

以上僕からのアドバイスでした。


最後にWisardの先生方へ

今までありがとうございました。
第一志望校に受からなかったですが、中学の勉強を頑張ります。
あと、たまにはWisardに顔を出すつもりです。よろしくお願いします。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

ここまで赤裸々に語られる体験記+詳細なアドバイスは珍しいですが、
ありがたいので全て掲載させていただきました。
ありがとうGくん。
君の中学受験の歴史ですね。

確かに国語で苦労することも多かったですが、
算数の力は間違いなくトップクラス、
国語も問題の相性によっては高得点をとることもできました。

さらに何事にも動じない肝の太さも備えているので、
非常に中学受験向きの生徒だと思っていました。

その素質を生かし、君をこれから待っている大舞台で活躍できるよう、
本郷中学校での6年間を大事に過ごしてください!

いつでも来てくれるのを待っています。
(来るときには事前に連絡をくださいね)

畠中

2024年