苦しい時こそ楽しむということ

Tさん(2024年度/渋谷教育学園幕張中学校 進学)

私は受験生活を楽しんだと自信を持って言える。
なぜなら、一応勉強はしつつも最後まで遊び続けていられたからだ。

自分で考えて自分で行動するという教育方針の家庭で育ってきた私は、
良い意味でも悪い意味でも型破りな受験生活を送ってきた。
詳しく書くと面倒なので簡略化すると、
勉強は最低限だけしてあとはYouTubeを見たり漫画を読んだりして楽しみながら、
直前期まで過ごしてきたということだ。


そんな私が志望校を決めたのは5年生の秋。
父と兄と姉が軽音で音楽をしていたことに影響されて、
私も軽音楽部に入ってバンドをやりたいと思うようになった。
父も兄も姉も高校から軽音楽部に入っていたが、
私は中1から軽音楽部に入りたいと思って、
中1から軽音楽部に入れる学校を調べたとき、
候補として上がったのは豊島岡と渋谷幕張。
家から近いのは圧倒的に豊島岡だが、
自分の性格に合っているのは渋谷幕張だなと、
なぜかは分からないけれど直感的に思った。

それからというもの、6年の夏休みにサピックスのαコースから戦力外通告を受けたり、
渋幕オープンで合格可能性20%を出したりなどいろいろあったが、
とうとう迎えた渋谷幕張1次当日。

私は自信に満ち溢れていた。
特に理由はない。
ただその時私は最強な気がしていた。
結果、私は無事に渋谷幕張に合格し、すぐに進学を決めた。


私が渋谷幕張に合格できたのは、最後まで好きなことをやめなかったからだと思う。
結局受験というのは自分を信じる心と最後まで諦めない気持ち、
あとは多少の運に任せるしかないのだと実感した。
最後に、多分生意気だった私に根気強く教えてくれた先生方、
最後まで応援してくれた先輩たち、そして一緒に机に向かい共に戦った戦友たち、
ありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

まず質問したいのが、「苦しい時」とは?
この体験記を読む限り、それほどつらいことはなく、
楽しみまくっていたように見えるのですが(笑)

とはいえ、あなたが冬以降は本番まで本気で取り組んだことも知っています。
短い期間ではありましたが、あの本気期間があったからこその第1志望合格でしょう。

才能の塊であることは知っていますので、
渋谷幕張という最高の環境でまた磨き、さらに大きく成長してください!

畠中

2024年