中学受験を経験した娘の親として思うこと……。

Sさんのお母さま(2023年度/東洋大京北中 進学)

私の場合、あれこれ心配になって口を出したり、
手を貸したりしすぎたように思います。
そのためにWisardに入塾する以前は、
わからない問題は自分で向き合おうとせず、
すぐ人に聞いたり避けて通ろうとしているところがありました。

阿部先生から言われた「こちらにお任せください」の言葉は
親があれこれ関わりすぎないほうがよいという意味も、
含まれていたのかもしれません。


しかし、苦手な単元のプリントを何度もスピード感をもって
解いていく授業を受けるにつれて
自宅での学習でも自分で悩み考える姿が見られるようになりました。
Wisardは先生や他のお子さんに刺激を受けたりして、
毎回楽しく通えたようです。

中学受験で希望の結果を得るには学力はもちろんですが、
子どもの精神的成長(自立心)も大きな要素を占めることがよくわかりました。
自分で試行錯誤して考える力をつける意味でも、
ある程度子どもを信じて任せることが必要ですね。


結果的に、埼玉受験では当初の志望校の合格はいただけませんでした。
ただ、娘は他に受かっていた学校に行くことを選ばず、
都内もチャレンジすると言い出しました。
連日の試験のあと、引き続き都内もチャレンジするのは
並大抵な気持ちではできなかったと思います。

先生方からも励ましのメッセージをいただき
最終的に娘が納得いく学校の合格をもらうことができました。
これは娘の大きな成長でした。
最後は自分で決めて、自分で努力して勝ち取った結果だと思います。
私も横で見ていて、成長させてもらいました。


私たち親子にとって合格だけでなく、
本当に貴重な経験も得ることができた中学受験でした。

いつも娘を励まして根気よくご指導くださった、
阿部先生・畠中先生に感謝いたします。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

当初は埼玉での進学をお考えになり、1月の入試が勝負のお子さんでした。
その埼玉入試で厳しい場面もありながら、
手応えのある合格をいただけた日は、
進学校を決める合格になったと拍手喝采でした。

……と思っていたのも束の間、
そこから都内の入試でも勝負していくという意思をお子さんが貫いたこと、
まさに精神的な成長を強く感じる入試になりましたね。

教室では素直、おだやか、にこやかなお子さんでしたが
岐路に立った時に自分で決断できるようになったこと、
伴走していた教室としてもとても嬉しく思いました。


我々がお預りする時点では、
お子さんの頑張りを見守る雰囲気はできあがっており、
彼女もそれにこたえて自分なりに取り組むようになっていました。
中学校での学びにも、そのまま活かせるようなやり方だと感じています。

大学につながった環境を活かして、
お子さんが成長することを願っています。

阿部

2023年