赤坂教室

Wisardに通った日々

Mさん(2023年度/豊島岡女子学園中 進学)

私がWisardに通い始めたのは6年生の5~6月にかけてです。
2歳上の兄が通っていたので、私も通ってみたいと思っていました。
私の家からWisardまでは車で1時間近くかかるので、
通うのが大変だったけど、阿部先生の授業が楽しくて通っていました。

ですが、6年生の10月頃から学校の行事が忙しくなり、
SAPIXも忙しくなり疲れてしまって、
SAPIXのクラスが大幅に落ちてしまいました。
心がとても落ち込んで、もう受験なんてやめたいな、と思ったくらいです。
でも、もうとにかく目の前のことをやるしかないんだと思いました。


阿部先生が母を通じてやるべきところを細かく教えてくれ、
また11月頃になって第1志望の学校を変更したことも後押ししてくれたので、
不安が解消されました。
それからは自分の分からないところを放置せずに、
分かるまで繰り返し頑張りました。
無事に受けた学校に合格できて、嬉しかったです。


私が遠かったWisardに通い続けたのは、
なんといっても阿部先生のしょうもない小話を聞くためでもありました。
授業をずっと受けていてみんなが疲れてきた頃に、
阿部先生が実際にあった面白い話や作り話まで、
いつもしょうもなかったけど、つい聞いちゃう話を色々してくれました。

皆さん、リレーの問題(速さの問題)でA,B,Eを連続で選ぶ問題はいい問題ですよ!!
長時間、算数の授業を受けるのは疲れるけど、
阿部先生の話を聞いて、チョコをもらって、疲れが少し和らぎました。


前にも書きましたが、3年生から通っていたSAPIX生活で、
6年の10月になって初めて5クラス落ちという挫折を味わいました。
この時は1日半、何も手につかずに落ち込んでいました。
でも逆に、たくさん落ち込んだことですっきりしました。
よく、テストの結果で一喜一憂するな、と書いてありますが、それは無理な時もあります。
私はある程度落ち込んでも、その後につながるなら全然よいと思いまーす!!

後輩の皆さん、あきらめないで最後まで、
試験の本番のその日まで、頑張ってください。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

君の中学受験では、最後の半年間だけ壁に当たりながら進んだこと、
そして逆に本番では全勝で駆け抜けたことの印象が強いかもしれませんね。

僕が君を見ていて感じていたのは、その点だけではなく、
君のなにげない日常の中で、伸びていく力です。
何でもできる君だからこそ、最難関を目指す競争の中で、
思うようにいかないことの経験が少なかったことから、
戸惑ったのだと思います。

うまくいかない時は、明確なターゲットが見えづらく、
「なんとなくふわっとうまくいかない」ものですから。


今だから言えることですが、
初めて授業に出席してくれた時、「おお。この子は合格するな」と思いました。
本当にこそっとしか言えませんが、
「というか誰に習っても、結局は自分なりに消化できそうだ」
と感じたことも覚えています。

そんな君の自信が一瞬だけ揺らいだ時、
それを取り戻すのに役に立てたのであれば、
1時間かけて通ってきてもらって、よかったなと思います。
僕がこれを書いている2023年の4月には、
君にピッタリの中学校での生活が始まっているはずですね。


最後に。
「しょうもない話」と2回も書かれてしまいましたが、
僕は君に作り話なんて、したことはありませんよ。
いつも真実を語っていたはずです!

阿部

2023年