【中学受験】姉妹を最難関に送り出したお父さんの口グセ

 
数ヶ月前のことになります。
受験を終えた女の子と、卒業生のお姉ちゃんが遊びにきてくれました。
姉妹が進学しているのは豊島岡と桜蔭です。
 
このご家庭は大手にお子さんを通わせず、Wisardと理社中心の教室を組み合わせて最難関にお子さんを送り出しました。
特筆すべきなのは、算数を初歩から応用まで、すべてお父さんがご家庭で教えていたことです。
Wisardを巣立っていった数多くの生徒の中でも、似たようなやり方をしていたご家庭すらいらっしゃいません。
唯一無二のアプローチでした。
 
 
そして我々は最後の仕上げを担当していたわけですが、非常によく理解していると感心する場面が多くありました。
「下剋上受験」がドラマになったりしてブーム化する前から、自ら作戦を考え、それを実行しているご家庭でした。
 
結果として、非常によく考えられるお子さんに育っていたんです。
算数は「じっくり考える力を伸ばす科目」ですから、それが一番の到達点です。
中学入試が完全に終わった後ですから、お父さんのやり方についてとても興味があったので、あれこれ教えてもらいました。
 
(注:ご家庭で教えるスタイルを奨励しているわけではありません。
成功には成功例の数だけのパターンがあります。
失敗の類型化は容易ですが、成功のパターンについては、話半分で聞くべきです)
 
その中で、ブログに取り上げやすい、とても面白いお話があったので紹介したいと思います。
 
 
「お父さん、徹底しているんですよ」
 
「それは、そうだろうね(笑)
君たちをここまで育て上げたのは、並大抵のことじゃないよ」
 
「出張の時とか、解いた答案を写メで送って、それを添削して送り返してきてくれたこともありました。
それから、晩御飯を食べ終わると立ち上がって、いつも言うんです」
 
「なんて言われるの?」
 
「よし。じゃあ、そろそろ勉強しようか!!」って」
 
「あっはっは。
素晴らしいと思うよ!!」
 
「あとは‥‥。
もう受験生なんだから、って。
私(妹さん)にも言うんですよ」
 
「えっ、受験生?
ようやく終わったばかりだけど?」
 
「いや、
 
6年後には大学受験があるから受験生だ、って」
 
 
うーん、すごい。さすがです。
もちろん小学生から大人になって巣立っていく中で、お父さんのコミットする割合は減っていくのでしょう。
ですが、幼い頃一緒に勉強したことはずーっと残ることですし、お父さんと一緒に時間を過ごした思い出があるということは、とても素晴らしいことだと思います。
 
そして、手塩にかけた娘さんの最後のコーディネートを任せていただいたご縁に、感謝したいと思っています。
 
 
Wisardの教材サイトはこちらか、右上のリンクから。
6年生向け教材「WISARDNET Tactics」続々発表中!
 
 
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