【中学受験】算数では難しいことをカンタンに。カンタンなことは限界まで当たり前に教えることが勝負。

 
動画編集を担当しているWisardのスタッフと打ち合わせをしているときに、
算数の学習についての面白いトピックが出てきました。
 
まず、動画編集は、
 
①素材動画の撮影
②編集(カット・カラーリング)
③テロップ入れ
④再編集
⑤公開
 
という流れで作成しています。
 
 
有名中の過去問及び、5年演習問題集の解説動画を
編集しているスタッフがこんなことを言っていました。
 

・想像以上に、同じような考え方が繰り返し登場している。
自分の学生時代のイメージからすると、
そのパターン数は思ったよりずっと少ない
  
・解説を編集する上で、
基本的にいちいち問題は見る必要がないが、
チェックのために入試問題そのものを見る場面はある。
  
その場合、多くは問題を見る限り、一見難しそうだが、
動画の解説では意外と単純になっている場合が多い。
  

 
  
  
定例の打ち合わせの場だったのですが、
とても示唆するところの多い、
ヒントになるお話だなと感じました。
 
  
入試問題においていちばん差がつくのは、
  
基本的な操作をしっかりと身につけ、
常識として当たり前に運用できるかどうか 

  
です。 
  
  
つまり、生徒に対する解説、動画教材は、
  
カンタンなことは
もちろんカンタンに。
難しいことも
カンタンに伝えられるかどうか 

   
が重要だなあとあらためて感じたわけです。
  
  
中学受験算数でやっていること自体は、決して難しくないんです。
基本的な内容の積み重ねで学力が決まっているのですが、
履修している本人は、初めは本来より難しくとらえてしまう場面がほとんどです。
  
  
そこを少しでも早く突破することを助ける教材が、よい教材です。
当たり前のことではあるのですが、
動画の解説は、
  
少しでも単純に。
限界までシンプルに教える。
かといって、
端折りすぎてはいけない。 

   
   
ということを意識しないといけないなと、
再確認しました。
   
 
動画編集のスタッフが感じた、
   
「この動画では、毎回のように同じことを話しているなあ。
これって難しい内容なの?
 
登場するトピックは決まっているし、
コア部分さえマスターすれば、
いろんな問題が同じ問題に見えてきそう……」
   
という直感的な理解。
これが本質なんです。
   
視聴してくれる生徒・保護者の方が、
同じ理解に到達できるよう、
質の高い動画を作っていきたいと考えています。
 
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
その意気やよし!!とにかく頑張れ!! と思ってくださった方は、クリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

中学校受験ランキング
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。