僕の受験体験記

Nくん(2022年度/武蔵中 進学)

僕がWisardに入ったのは、6年生のはじめです。

もともと頭は良かったのですが、
5年生に入ってからなぜか成績が下がってしまったので、
はじめは仕方なく入ることにしました。
しかし通っているうちにとても算数ができるようになり、
偏差値が5以上上がり、改めて自分の頭の良さを実感しました。

しかし、Wisardではどうしても理社が上げられなかったので、
電話の度に理社をやれと言われ、プライドが傷つきました。
しかし、自分自身でも少しはまずいという思いがあったのか、
以前よりは理社をやるようになりました。
しかし成績は一向に上がらなかったので、
算数と国語を徹底的にやりました。


そして6年生の後半になると、国語の成績が下がり始めました。
(それにつられてSAPIXのクラスも1つ落ちました)

しかし、SS特訓が始まると、武蔵コースでは常に上位にいることができました。
それは、算数が飛び抜けてできたからだと思います。
そして、その勢いで過去問もとてもいい点数をとれました。

しかし、理社はSAPIXの先生に
まるでナイフを投げつけられるようなコメントを書かれていました。
許せないと思ったので、武蔵コースや家では特に理社を頑張り、
なんとか過去問で受験者平均点には届くようになりました。

その後も、阿部先生には理社をやれと言われ続けたことと、
最後には先生自ら(算数の先生なのに)海城中の社会の添削を
してくれたことには、一応感謝しています。


そして、ついに武蔵の試験本番になり、
先生からの激励の言葉を読み返して行きました。

国語の試験はうまくいったのですが、
なんと頼みの算数で大問1つ落としてしまいました。
そのため頭が狂ってしまい、
休み時間に般若心経を唱えていました(本当です)。
そして、理社で気持ちを切り替え、1億%の力を出し、
なんとか合格できました。


自分が理社で受かるなんて思ったことはありませんでした。
しかし、今になって思えば、こんなときのために
色々な先生が多くのことを言ってくれたのだと分かります。
ひどいコメントのことも、許そうと思います。

そして、3日の海城は算国で合格を勝ち取りました。

実は、海城の試験が終わった後、
先に武蔵の合格発表を見てしまい、母にひどく怒られました。
(その理由は、
母たちは4時間も僕が帰るまで結果を見ないで待っていたから、
という理不尽なものでした。
しかも、帰りの電車の中で怒られ、
他の受験生に見られて最悪でした。)

それでも、2月受けた学校を全勝できたのは、
僕と関わってくれた人たち全員のおかげなので、Wisardの先生にも感謝しています。
本当にありがとうございました!

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

自信に満ち溢れた、そして受験生活への恨みのこもった体験記をありがとう(笑)
それだけ大変な生活だったのだと思いますが、
それを乗り越えて素晴らしい結果を勝ち取ることができました。
お見事!!

理社に関して色んな人から口を酸っぱくして言われたのは、
それだけ算国に関しては問題がなかったということです。

そんなあなたが、最後に理社に助けられたというのはなかなかいい話なので、
これからあなたのことはWisardでちょくちょく話させてもらいますね。
一発勝負の受験では何が起こるかわからないから、少しでも穴をなくしておいた方が良いという、
いいお話ができそうです(笑)

普段から自信たっぷりだった少年が、
武蔵中学校という環境でどのような大人に成長していくのか楽しみにしています!

あ、大学受験でもまた理社はついてきますからね。
そして今度は周りはそんなに言ってくれません。
自分でなんとかしなければならないステージに上がりますので、
ぜひその才能を理社にも向けて頑張ってください!

畠中

2022年