志望校を変えないこと。

Sくん(2022年度/麻布中 進学)

僕は新6年生の2月から、Wisardに入りました。
SAPIXにも通っていて、その時の成績は算数がとても悪く、
他教科もずば抜けている教科があったわけではありません。

なので、何かが悪くなり良かったり、
ジェットコースターのような成績でした。
成績が上がらなかったのは、
家でイスに座ってただボーっとしていたり、
親に隠れてマンガを読んでいたからだと思います。
勉強を本気でやらないにも関わらず、
調子にのりやすかったです。


その例を挙げます。
麻布SOの社会の話です。
麻布の第1回の偏差値は72.4でしたが調子に乗り、
第2回では偏差値39.9をとってしまいました。


Wisardの阿部先生はたまに、
傷ついてしまうかもしれない(人によって違う)ことばを、
ぶつけてきます。
僕の場合は最後の方に言われましたが、
「できる教科はあまりないのに、
ただ成績がいいだけだと思っていた」と言われました。
このようなことを平然と言われるので、
覚悟しておいてください!


でも阿部先生からの激励の言葉は、
社会も算数も褒めてくれたのでうれしく、
畠中先生は国語が大丈夫だと言ってくれたので、それもうれしかったです。

麻布に受かった勝因は算数です。
他の教科もボチボチとれたと思いますが、
算数は2枚目が全て正解で、過去問よりもとれました(たぶん)。
Wisardに感謝です。


最後に伝えたいことは1つ!
と言いたいところですが、2つあります。
1つ目は本文にも書いた通り、調子にのらないこと。
2つ目は周囲に何と言われても、志望校を変えないこと。

このことを最後まで心の中で意識した人が勝つと感じました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

「先生、〇〇中、受かりました!!」のお電話をたくさん聞くことができ、
毎回すごく嬉しかったです。
僕がめちゃくちゃ冷たいことを言ったことになっているけれど(笑)。
少し補うと、

「授業中よりも、模試の成績の方がいい印象だったけれど、
その場で考える問題にも対応できるようになり、
授業での出来栄えが成績のデータに追いついてきた!」

ということが言いたかったんです。


そして最終盤、入試直前の仕上がった君が書く文章を読む機会が、
偶然連続してあり、「賢いんだな。すごいな」と感心したこともいい思い出ですね。

6年生前期の黒板授業でなかなか上のクラスに上がれず、
「今日もダメだった。次こそは!!」と、
毎週気合をいれてくる前向きさが、その力につながったのだと思います。


君は賢い少年で、麻布という環境でそれをさらに伸ばせるはずです。
自分のペースで、道中を楽しんでください。

阿部

2022年