【中学受験】暇さえあれば、本を読んでいる。ブラボー!!

先日、あるお母さまから、メールで以下のようなことを伺いました。
 

とにかく本ばかり読んでいます。
本を読むなとは言いたくないのですが、本当に暇さえあれば本を読んでいるのです。
(愚痴のようになってしまい申し訳ございません)

 
 
これについて、阿部の意見は簡単なものです。
 
「素晴らしい習慣です。
最高の習慣がついたことを、喜ばれてください。
暇さえあれば本を読んでいる、というのはいつも何かを学んでいる、と言っているのとほとんど同じです」
 
読書についての肯定的な意見は、以下のような記事にこれまでも繰り返し書いてきました。
 
 
読書を禁止され、花粉症になった生徒。
 
面白い本の衝撃的な効用。
 
本なんて読んでないで、勉強しなさい!!
 
君はもっと、復讐する必要があるよ!!
 
受験生に必要な4つの力 その1
 
 
今回は1つ新しいことを書き加えておきます。
それは、
 
人に勧められた本、強制される読書ほど、つまらないものはない
 
ということです。
読書は誰からの書いた文章を読むという、受け身の形式をとっています。
ですが、読む本を自分で選び、想像力を働かせて読み、その内容について自由に考えるという意味で、能動的、クリエイティブな部分も多くあります。
 
ですから「本を読め」、さらには「〜の本を読め」と促される、強制されることはその根っこの部分で、成長の途中段階なんです。
「本を読みなさい!!」と子供に言い続けることは、のび太くんのお母さんの「勉強しなさい!!」と同じくらい意味がないです。
だからこそ、自ら自分の意思でどんどん本を読むようになることは、得がたい貴重な美德だと言うことができます。
 
 
例えば。
昨年度、女子最難関に進学した生徒は授業の初め、筆箱と一緒に読んでいる本を出し、なぜか机によく置いていました。
スキあれば読もうという魂胆です。
Wisardの授業で、そんな時間があるわけがないのに(笑)
ただ、好きな本を少しでも手近に置いておきたいという気持ちがあったんでしょう。
そして、見るたびに違う本が置いてあったことを思い出します。
「これ、面白いんですよ!!」というセリフも何度となく聞きました。
 
 
まあ、これは1つの例です。
 
ご家庭で読んだ本について話題にしたり、
一緒に本屋さんや図書館に足を運んだり、
ご家族が本を読んでいるのが日常的なことであったり、
読書が好きになるきっかけになる良書と巡り会えたり。
 
そんなことの積み重ねで、お子さんが冒頭の文章のように育ったら。
繰り返しますが、それはとても素晴らしいことだと思います。
問題は、どのようにそこまで持っていくかという方法論なのですが、
 
「身近に書籍をたくさんおいておく」
「たくさん読んであげる」
「ご両親が本を読んでいる姿を当たり前にする」
「強制しすぎない」
 
ということに尽きるのかなと感じています。
 
 
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