あきらめない心

Sくん(2020年度/海城中 進学)

6年生の始めから、僕はWisardに入りました。
最初は先生のしゃべる声が早く、プリントも多く、なかなか慣れるのが大変でした。
徐々にそれらに慣れていき、授業も好きになってWisardに楽しく通うこともできました。


そして、僕の受験について!
2月1日は海城、2月2日は城北を受けました。

城北の試験が終わった後、海城の試験結果を聞きました。
海城は不合格でした。
とても辛く、少しずつそれがなくなった時、城北の試験結果が出ました。
城北も不合格でした。
1日の海城に落ちた辛さに、城北に落ちた悔しさが重なり、とてもキツかったです。
その時、Wisardの先生たちが適切にアドバイスをしてくれたのが心に残っています。


そして2月3日の海城中、なかなか行こうと思えなかったけれど、朝には気持ちは落ち着いた状態になっていました。
そのため、落ち着いて試験を受けることができました。

阿部先生が試験会場に来てくれたのが、とても嬉しかったです。
2月4日の城北も2月3日と同様に、落ち着いて試験を受けることができました。
そこにも阿部先生がいました。

そして、城北の試験が終わってから、海城中の試験結果を聞きました。
なんと合格していました。
この時、驚きと感動で頭の中が真っ白になりました。
そして城北の試験も合格していました。
 
この時、僕は2月1日・2日に受かっていなくても諦めなければ、3日・4日は合格できるんだと思いました。
こんなドラマチックなことは少ないと思いますが、受験生の皆さん最後まで諦めないでください!

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

よく頑張ったね!!

君の目標は、一貫して海城中学校でした。
君が初めて教室に来た時に、ピッタリの目標校じゃないかと感じました。
海城は相手にとって不足のない難関校ですが、十分に勝算はありましたから、あとは粘り強く努力を続けられるかどうかだと思っていました。

ずっと続けていたサッカーをしたい気持ちを我慢して、この1年間は勉強するんだという切り替えがしっかりできていて、いつも前向きに取り組んでくれましたね。

その甲斐あって、入試問題の対策を始めたばかりの9月と12月では大違い。
これならいけそうだと、少しずつ手ごたえを感じていたはずです。


だからこそ、2月2日の2つの結果は本当にキツかったはず。
1年間この時のために頑張ってきたのに、という自負もあったはずですし、人生で一番ガッカリした日だったのではないでしょうか。

そこで、そのまま崩れてしまわなかったのは、君の強さだと思います。

「先生、合格しました!!」

その言葉を聞けてよかった。
最高だね。
合格、ほんとうにおめでとう。

阿部

2020年