予定外の受験

Sさん(2020年度/浦和明の星中 進学)

私はWisardの11期生として、栄東中・淑徳与野中・浦和明の星中・学習院女子中に合格することができました。
第1志望の学校には落ちてしまいましたが、予定外の合格があり、早く受験を終えることができました。

私は文系で、算数が特に苦手でした。
そこで、阿部先生に算数を教わっていました。
だんだん算数が上がってきて順調だと思っていましたが、6年生の春に成績が一気に落ちてしまいました。
原因は算数でした。
このままではマズいと思い、できる限りがんばりました。
それからは、ちょこちょこいい成績を取れました。

そして、受験シーズンが来てしまいました。
最初の2回は順調に合格しましたが、3回目は落ちると思って受験しました。
第1志望よりも偏差値が上だったので。
しかしなんと合格!
これには先生もビックリ。
この勢いで、2月の本命にも合格しようと思っていました。

そして受験当日。
第3志望の学校である学習院女子中には、難なく合格しました。
しかし、本命の学校はやはり算数が難しく、「落ちた」と自分でも思っていました。
案の定、不合格でした。

しかし、実力より上の学校に受かったので、とても満足して終えることができました。
私が受験を終えるまで授業をしてくださった先生方と、支えてくれた家族に感謝しています。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

「私は文系」だなんて!!
全然、そんなことはないですよ。
それから、浦和明の星の合格にも、別にビックリしていませんから!!

君はとても謙虚で、「~さんはスゴいから、私なんて」「やっぱり~君はアタマがいいから」みたいなことをさらっと口にするところがありました。
もっと、「私もデキるんだ!!」という感じでもいいのになと思うくらい。
「実力より上の学校に受かった」とか書いているしね(笑)
実力はちゃんと伴っていて、いつもキチンとしていましたよ。

算数は馬力があり、少ない問題をじっくり解くことが特に得意になりましたね。
その意味では、本当は明の星の算数が、相性的にはいちばん難しかったはずなのですが、
その入試でしっかり合格をいただけたことは、これからの自信につながると思います。

日本の「文系」は「理数ができない人」という意味なので、君は「理系」ですよ。
学習院女子でなく浦和明の星を選んだのも、将来の目標があってのことと聞いています。
6年間、しっかり準備してくださいね。

阿部

2020年