未来への扉を開いてくれたWisard

Kさんのお母様(2020年度/鷗友学園女子中 進学)

我が家の受験の転機は5年生後半でした。
それまでは順調に成績を維持していましたが、夏休み最後のテストで
「もしかして算数の解き方を暗記で解いている?」ということに思い当たりました。
数値変えの問題は解けても、問われ方が少し変わるとさっぱり解けない、という状態になっていました。

その後も算数で比と割合の単元がメインになると成績が徐々に下がり始め、国語も出題によって点数の上下が激しく、算数に時間が取られ、理社もジリジリと成績が下がるという悪循環でした。
かねてよりブログを拝見して
「中学受験で困る時が来たら、Wisardに相談しよう」と考えていたのですが、意を決してWisardの門をたたくことにしました。

それまでは親が横に張り付いて長時間勉強をさせてしまい、体力的にも精神的にも本人に負荷をかけてしまっていたと思います。
入塾前からも阿部先生には睡眠時間を確保できるようにポイントを絞った勉強の取り組み方や、受験に対する親の心構えをご助言いただき、感謝しております。
入塾後は安心して学習面をお任せできたことから、子どもの勉強からは少し距離を置き、私自身も自分の仕事を頑張ろうと新しい環境での仕事に挑戦することが出来ました。


入塾当初は「頭をたくさん使って疲れた〜!」と帰ってきましたが、段々と算数に対しての苦手意識がなくなってきました。
「今日は難しい問題も○だった!」と嬉しそうに帰ってきたり、話す内容も先生や一緒に机を並べるお子さんとの楽しいやりとりが増えてきました。
集中して問題に取り組む時間と楽しい話で和むような時間とメリハリのある教室での様子が、子どもを通じて伝わってきました。
そのような通塾の積み重ねで受験直前には算数は安定した点数を取れるようになり、国語も志望校を考慮して記述の答案が書けるように鍛えていただいたと思います。


そうして迎えた受験ですが、1月校は無事合格。
その後、2月の受験は大変苦しく長く感じた数日間でした。
2月1日はいつも通りの力を出せれば問題ないと、本人も普段通り受験校に向かいました。
受験後、「陽が当たってボーッとした」と冴えない表情。
何だか嫌な予感がしました。

翌日、2月2日に受験した当日発表の学校と2月1日校の2つの不合格が届き、頭が真っ白に。
そんな中、本人はなぜか落ち込んだりする様子もなく、逆に動揺している私を心配してくれたりと情けない母親でした。
不合格を受けて、Wisardの先生方には続く受験に向けて、母子共に支えていただきました。
本人も倍率が上がる2回目の試験に、先生方の言葉で前向きに臨めたようです。
2月3日は「1回目の失敗を活かして。悔いなく書けた」とすっきりとした顔で会場から戻ってきました。

結果はなんと、合格。
それを知った瞬間の子どもの笑顔は、一生忘れられないと思います。
その後も2月5日の最後まで、もう一つの志望校に向けて諦めず続けられたのは、先生方の励ましのおかげです。


Wisardの先生方には子どもの持っている資質を的確に把握して伸ばしていただけたと思います。
そして学習面の成長だけでなく、これからの将来、夢や希望を持って自分の道を生きていけるように、子どもたちを導いて下さるような話を折に触れて伝えてくださった教室でした。
ご縁に大変感謝しております。Wisardとの出会いで大きな実りある中学受験になりました。
本当にありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

遠方から通ってきていただき、お力になれたことを喜んでいます。
お預かりしてすぐは、体力的に消耗を強いるかたちだったのを変えられるように、とお話をいたしました。
ですが、それも1ヶ月程度。
以降は安定して学習に取り組むことができましたから、十分な力をつけた手ごたえ十分の中学受験だったと思います。
Wisardの教室では、常に集中して頑張ってくれました。
これは合格する、という手ごたえがあり、自信をもって送り出すことができました。
「声が出なくなるくらい嬉しかった」という経験をしていただけて、本当によかったです。

お子さんはとてもよく考えており、それを選んだ言葉でズバリと口にするところに賢さを感じる生徒でした。
とても真面目なお子さんですし、いざという時にあきらめない強い精神も持ち合わせています。
あと10年もしたら、お母さんとも対等に話しながらランチしたり、お互いに何でも相談できる間柄になっているような気がしています(笑)

阿部

2020年