赤坂教室

終わりよければ!!

Mくんのお母様(2021年度/桐光学園中 進学)

息子は2020年、誰もが経験したことのないコロナ禍の中で、
小学6年生を迎えました。

4年生からSAPIXには通っていたものの、
6年生になってもまだまだ受験というものに
真剣に向き合えていない様子で不安に思っていたところ、
夏くらいから比較的得意にしていた算数が、大きく崩れてしまいました。

クラスも偏差値も大きく下がり、
親子でどうしたらいいのかわからず、暗い泥沼にいるようでした。
夏休みの終わりころ、藁にもすがる思いで浦和に住む親戚に相談したところ、
「Wisard」を知りました。
赤坂教室もあるとのことでしたが、自宅から1時間近くかかることを考え、
迷っていたところで阿部先生よりお電話をいただいたのが、はじまりでした。


とても理路整然として、ハッキリとお話をされる先生だなと思いました。
また、わたしたちの勉強の方針が間違っていることハッキリとご指摘いただいたこと、
(夏休みがSAPIX+小学校でハードだったので、SAPIXを半分以上休んでいたことや、
算数のカリキュラムから逸脱して、自己流で算数の学習を進めていたことなど)
まだ知らない息子への最善の勉強法などを1時間以上にわたってお話してもらいました。
心から信頼できる先生だと思い、赤坂教室へ通うことを決めました。

もう9月になっていたので、
「とにかくベースアップしながら、算数をたてなおすことを目指しましょう」と、
熱く話してくれたことがとても印象的でした。


それからはWisardのプリントとSAPIXの復習に全力で取り組んでいました。
わたしも、算数のことに限らず、様々な相談をさせていただきました。
算数に関しては、1月には本人も完全に自信を取り戻していました。

苦手で、さらに6年生前半まで手を抜いていた国語・社会に足を引っ張られたこと、
本番の大きな緊張で残念ながら第1志望は不合格でしたが、
第2志望に関しては合格をいただき、
家族みな晴れやかな気持ちで中学受験を終えることができました。
9月のあの時、阿部先生とお話しなかったら、
Wisardに通わなかったらと考えると恐ろしい気持ちになってしまうくらい、
ドン底にいました。


阿部先生は時にとても厳しく、
ハッキリと言われるのでドキッとすることがありますが、
子どもに対して絶対に合格させてあげたいという強い思い、
そして優しいまなざしがあることを親として心からありがたく思い、
感謝しかありません。

大人に対してとてもクールな息子も、
阿部先生のフラットな姿勢に信頼を寄せていることが、
言葉の端々から感じられました。
濃い5ヶ月を共に戦っていただき、ありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

赤坂教室は講習もなく、月3回の授業でしたから、
お子さんと接したのはわずか15回。

驚くほど少ない回数なのですが、
確かな成長の手ごたえのあるお子さんでした。

もともと、算数の能力はとても高い生徒でした。
定着する前に様々な教材に手を出してしまったこと、
結果が出ない焦りが悪い方向に向かってしまったことで、
もっとも悪いコンディションになった時点でお会いすることになりました。


ですが、すぐにペースをつかんでくれ、
あっという間に受験生として仕上がってくれました。
お母さまが「本番でできない」ことに悩みつつも、
お子さんの取り組みをよくご覧になっていて、
「きっかけさえつかめば大丈夫」と考えてサポートしてくれたことも、
プラスに働いたという印象を持っています。


桐光という環境でどんな成長をするのか、
とても楽しみにしています。
いまもっている魅力を持ち続けてほしい、
もっと伸ばしてほしいと願っています。

阿部

2021年