受験と野球の両立

Tくん(2021年度/早稲田中 進学)

受験が終わったなんて、まだ実感が湧きません。

僕は1年生からずっと(今も)、野球をしていました。
4年生までは勉強の調子が良く、野球を続けられていました。
ですが5年生になると、塾の勉強が急に難しくなり、
クラスを落としてしまいました。
それを見た母は何とかしようと個別の塾を探しました。それがWisardです。


授業時間が土曜日の夜だったので、野球の練習の後、
野球着のままWisardへ行きました。
この時の苦手科目は算数だったので、算数だけを受けていました。
すると、算数の偏差値はどんどん上がっていきました。
しかし、国語の偏差値がだんだん下がってきてしまいました。

そこで授業を木曜日にして、算数と国語の授業を受けるようになりました。
すると国語の成績もだんだん上がるようになり、
クラスもまた上げることができました。

ただ、クラスを上げることができたのは6年生の4・5月でした。
皆が志望校を決めている時期だったので、
野球に行くのが難しくなりました。


しかも9月になると、日曜日にも塾に行かなければならなくなり、
さらに難しくなってしまいました。
それでも土曜日にある大事な野球の試合には出ました。
これもいい気分転換になっていたと思います。

でも、12月になるとさすがに野球は中止。
勉強に集中します。
本当は野球もやりたかったのですが、
この時期は勉強を優先しました。
僕の志望校は「それまでは」海城でした。
しかし、12月中旬に爆弾発言をします。

「やっぱり早稲田に行きたい!」

親もさぞ驚いたことでしょう。
なぜって?
それは早稲田の偏差値に届いていない上に、
合不合判定テストの志望校に1回も入れたことがなかったからです。
でもWisardはそれに合わせてくれました。
今までやっていた海城対策を早稲田の対策に切り替えてくれました。

1月に入ってからは勉強の熱意も増加。
無事に1月校も合格し、1月入試が終わってから、
Wisardではさらに気合が入っていました。
1月入試から2月入試が終わるまでの間は、
学校をほとんど毎日休み、Wisardに行っていました。

1月29日、最後のWisardを終え、迎えた運命の日。
僕はスマホの待ち受け画面の阿部先生とのツーショットを見て、
心を落ち着かせ、早稲田中学の入試に臨みました。

結果は見事合格!
その後も合格を重ね、
全勝で中学受験を終えることができました。


これはWisardがあったからだと思います。
多分Wisardがなかったら、早稲田どころか他の学校も受かっていたか、
微妙だったと思います。

Wisardの先生方に感謝しています。
ありがとうございました。

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。

最初は算数のみで途中から国語も、というように、
その時に必要なことを選んで学習を進めたこと。
野球と両立させながら、だんだんお勉強中心にシフトしていったこと。

Tくんの体験記を読みながら思い返し、
改めて本当にバランスよく進めていたんだな、と感じました。

お勉強ができることはもちろん、
読書家で受験勉強とはジャンルの異なる知識も
たくさん知っていて、さらに野球少年でもある。
そういう風に色んな方向にアンテナを張ることができることが、
Tくんの魅力や能力につながっているのだと思います。

早稲田での6年間でもたくさんのことを吸収し、
さらに魅力的な青年に成長してくださいね!

畠中

2021年