【中学受験】どうして学校の宿題を学校でやってはいけないの?からの気持ちのいい大言壮語。

 

とある少年の悩み。
学校の宿題は学校でやってはいけない??

 
「先生、うちのクラスでは学校の宿題を学校ですませるのは、
禁止になっているんです。
 
なんとかならないですかね?」
 
「わりとよく聞く悩みだね。
先生の方針次第ではあるんだけれど……。
どうしてダメなんだろうね?」
 
「不公平になるから、らしいです。
みんなは自宅で時間を割いているのに、
学校でやってしまうのはズルい!!的な」
 
 
「僕の感覚では、
学校で時間を割いているんだから、
不公平ではないような気がするけど……。
 
そこはご両親の力を借りて、
お話を通すのも手かもしれないね」
 
「それにしても、漢字の練習で
「私」を15回書くのとか、
意味ないとは思うんですよね……」
 
「そりゃ、確かにそうだね」
 

未来を変えられるのは、子どもたちだけ!!

 
聞いていて、
これって日本の教育にとっていいことなのかなあ、と思いました。
 
ちょっと話を大きくしてしまいますけれど、
 

日本は高齢化する、人口が減る、格差が開く、貧しい国になる、
現状、日本人は幸福度が低く、今後さらにその傾向は強まる。

 
というようなことを、誰しもが言っています。
 
きっとそうなんでしょう。
個人レベルでできることは、それほどないように思えます。
 
それを防いだり、あるいはゆっくりにしたり、
さらには逆転したりする可能性があるのは、誰でしょう?
 
 
それは、子どもたちじゃないでしょうか。
これはけっこう真剣に思っていることで、
教育という仕事に誇りを持てているのは、この点が大きいです。
 
未来を変えられるのは、子どもたちだけなんです。
 

ついでにInstagramの宣伝を。

 


 
※Instagramは、小学生向けの図書の紹介アカウントにすることにしました。
ブログと違って(笑)こちらは毎日更新!!
この「ミライの授業」にはこの考え方が詰まっています。
素晴らしい本だと思うので、
ぜひ子どもたちみんなに呼んでほしい名著です。
 
何回か、ブログの記事としても書きました。
 
【中学受験】おすすめの書籍 「ミライの授業」(瀧本哲史)
 
【中学受験】「ミライの授業」「僕は君たちに武器を配りたい」瀧本哲史さんを悼む。
 
【中学受験】「2020年6月30日にまたここで会おう」あらためて瀧本哲史さんを悼む。
 

この子を伸ばせるような国でなければ、未来は真っ暗だ!!

 
その少年は手を抜きたいだけの子ではなく、
目の前の教材によく集中し、
一生懸命に頑張れる、とても見どころのある少年です。
 
この子の成長は、小学校のクラスを無難にまとめ、
(都合の)いい子に育てることに遥かに優先するのでは、
と心から思っています。
 
(この意見って、尖がりすぎですかね?
このブログを見ている人はごく少数でしょうから問題にならなそうですが、
有名な人が発言したら、
炎上したりするような事柄なのかなあ、とちょっと思いますが……
まあいいでしょう!!)

 
 
この子が伸びていく環境を作れないようでは、
 
日本はお先真っ暗だ!
 
と心底、思うんです。
 
 
ですから、こんなことを言ってしまいました。
 
「理不尽なことだと思ったら、
それを全部聞く必要なんてないよ。
親から話を通してもらって何とかなるものなら、
それでもいいと思う。
 
君はあと3年で、その先生を追いこす。
 
君にこれから
大活躍してもらわなきゃ、
みんなが困るんだ。

 
僕はきっとそうなると思うから、
その先生の言うことなんて、
全部聞く必要はないよ!!」
 

痛快なお返事が返ってきました。

 
言いながら、ちょっと言いすぎたかな?と思いました。
さすがに極端でキツい言い方すぎて、
教育上よくなかったかな、と反省したんです。
 
ですから、なんとかフォローして、
やんわりとした言い方に変えようと、
口を開きかけたときのこと。
 
 
彼は口をひらくと、こう言いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
皆さん、心の準備はいいですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ほんとうに、準備OKですね?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
僕的には面白いオチなんですけど、
面白くなくても、怒らないでくださいね??
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
面白かったら、
下のバナーをクリックしてくれますね?(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
じゃあ、いきます!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「いえ、先生。
 
もう追いこしている
と思います」

 
 
あっはっは。
最高すぎます(笑)
大笑いしすぎて、フォローすることができませんでした。
 
その意気やよし、です。
それが単なる大言壮語にならないような成長をしてほしいと思います。
 
そこまで言ったのなら、
ショボい実力ではカッコ悪いですからね!!
 
 
 
↓ブログ更新のモチベーションとして2つのブログランキングに登録しています。
オーケーオーケー、期待以上でした!! と思ってくださった方はクリックをお願いします。
クリックはそれぞれ1日1回まで有効です。
 
 
にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村
 

中学校受験ランキング
 


 

2 件のコメント

  • 教室の雰囲気が伝わって、いいですよね。
    娘が教室にいないのが不思議な気持ちです。
    中学になると塾も学校も感触が掴めなくて、心配ではないですが、寂しい限りです。
    小6時代を思い出し、コメントしてみたくなりました。小6時代は、宿題は家でやるものだと言われ続けていましたよ。私もカリカリしていたので(笑)受験に向けて、頑張っている我が子に、小学校の教室で時間のある時はぼーっとしてなさいなんて言えません。学校の空き時間ぼーっとして、自宅で睡眠時間を削って宿題をやらせるのは忍びないです。と担任の先生と交渉しましたよ。
    空き時間では、宿題を適当にやる。もしくは、これが終わったら、宿題やってていいよというと、本来やって欲しいことで手を抜くから、やらせたくないそうです。
    なんですかね?生徒を舐めてますよね。
    そして、そうならないように教育するは先生の仕事だ!という想いとカリカリが相まって、ひどく腹が立ちました。
    とはいえ、特別待遇(娘が手を抜くわけはないから)でこっそりとやらせてもらってましたし、SAPIXの兼ね合いで学校の宿題が回らない日は、土日に貯めてやるなど、手当をさせてもらう約束を取り付けましたよ。
    国立中学では、そんな理不尽は言われないようで、良い受験をしたと思っています(笑)

  • >T早生のお母さま

    お母さまが出ていったら、小学校の担任の先生は、
    さぞかしあっさり降伏したのではと想像しています(笑)

    小学校のクラス運営は受験塾とはまた違った困難が多いでしょうから、
    運営側に都合のよいルールを定める必要があることは理解できます。

    ただ、宿題を学校で終わらせるために、今目の前にあるものを「頑張る」のか「手を抜いて適当にこなす」のかは、
    解釈次第で、多くの生徒は「頑張る」のではないかと思いますね。
    いずれにしても、そういった環境から脱出することが中学受験の一番のモチベーションになったはず。
    そういった意味で、娘さんにとっては、今となってはよい経験だったはずです!

    高校進学の際は、久しぶりに南浦和にどうぞとお伝えください!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。