
赤坂教室
我が道を行く中学受験
Iくんのお母様(2025年度/逗子開成中学校 進学)
受験期間が終わってほっとした気持ちがある一方、
Wisardに通うことも残りわずかだと思うと、
おそらく本人以上にさみしさを感じながら、この体験記を書いています。
受験を意識し始めたのは5年春。
何から手をつけてよいのか分からず、
とりあえず購入してみた予習シリーズ4年下の算数テキスト。
いざ開いてみると、受験勉強していないと理解できない内容だ、
ということを目の当たりにし、
4年上を追加購入して息子と手探りでの受験勉強が始まりました。
小学校の内容の先取りなども一切していなかったので、
完全なゼロスタートです。
大手を含めていくつか塾に問い合わせてみたものの、
「スタートするには遅い」
「始めるなら今すぐにでも始めないと」
と言われるばかり。
それを認識してはいながらも、
当時、週末に塾に通うことができない状況だったので入塾は見送り、
まずは算数だけでも自宅で学習しようというところからのスタートでした。
数ヶ月は自分たちで細々と続けていたものの、
せめて算数だけでも塾に入れないかと情報を探していた中で、
友人から教えていただいたのがWisardでした。
受験後の保護者からの感想で、
「体験記を書き始めたら1冊の本が書けるぐらいになる」
という話をよく耳にしましたが、
我が家の場合はエピソードがありすぎて、
1冊どころかシリーズ化して10冊ぐらい書けるのではないかと思うほど。
男子受験生ならよく聞く「あるある」話から、
型にはまらないような話まで。
大変なこと、苦労したこと、悩まされたこと、
面白いこと、奇想天外なこと、
とにかくいろいろなことがありましたが、
様々な経験をし、どうにか乗り越えてここまで来ることができました。
中学受験といえば、熱望校があってその目標に向かって
真っすぐ努力するというイメージがありました。
けれど、本人が行きたい、親としても行かせたいと思える学校が数校あり、
その中でどうしても1校に絞り切れない。
それぞれ魅力的な側面が違うから単純に比較もできない。
とはいえ、こんな状態でいいのか…と悩むことも多々あり、
6年秋の面談でもそう話していたほどです。
文化祭・説明会・見学会など、おそらくびっくりされるぐらい数多くの学校を訪れ、
気になる学校には何度も何度も足を運びました。
文化祭やオープンキャンパスでは各自バラバラになって、
それぞれ情報収集するスタイル。
息子は在校生や先生に話しかけていろんな情報を独自に得てきて、
数多くある学校の中で、そんな話を本人がどこよりもたくさん聞かせてくれたのが、
今回進学が決まった逗子開成です。
成績が順調に伸びたことで志望していた学校を
受験する戦略を立てることができ、
合格した学校の中から逗子開成を選ぶことができました。
Wisardに入塾後も決して順調だったわけではなく、
赤坂教室がお休みになる夏休みには受験勉強を
完全に1か月ストップする事態に。
どうにか夏休み明けに勉強を再開し、
4科の塾に入塾して他の3教科の勉強を始めたのは5年次9月下旬。
とにかく、普通なら間に合わないだろうということばかりでしたが、
阿部先生の授業を受ける中で算数の成績は少しずつ上がっていきました。
Wisardからの帰宅時に話を聞いても雑談の話ばかりで、
授業内容についてはあまり話してくれませんでしたが………。
いずれにしても、阿部先生のことが大好きなことは
いつも伝わってきました。
驚くほど伸び、自塾の算数の偏差値上では最大30も伸びました。
さらに言うなら入塾テスト不合格からのスタートだったので、
実際に伸びたのはそれ以上だったのかもしれません。
一方で、6年秋の合不合ではY40台を記録するなど、
つかみどころのない成績でもありました。
とはいうものの、受験勉強を始めてから1年半、
4科の塾に入塾してから1年と数か月という限られた間で、
本当に伸びたことは確かです。
はじめから4科の塾に入ってのスタートだったら、
こうはならなかったでしょう。
国・理・社を後回しにするというリスクを取りましたが、
それでもやはりWisardで着実に算数の土台を作れたことが、
最終的にこれだけの伸びにつながったのだと思います。
限られた受験期間でしたが、親子間で揉めることもあり、
親として心が折れそうなことも多々ありました。
塾には喜んで通い、一生懸命勉強していることは分かっているものの、
自宅では宿題をやるのみで自ら何かに取り組もうとする
姿勢はなかなか見られず、見ていてモヤモヤすることも。
実は、受験1か月ほど前に「もう受験諦めるかもしれません・・・」
というメールの下書きを阿部先生宛に書いたほどです。
実際には送信しませんでしたが。
そんな息子も、2月1日の数日前にやっと自分事になったのか、
それまでやり残していたこと、後回しにしていたことに
自分自身から向き合う姿が見られました。遅い(笑)
また、2月1日~3日の3日間の間でも、
成長したなと素直に感じることが多々あったことは嬉しい発見でした。
受験当日でさえ息子らしいエピソードが満載でしたが、
ある意味、受験という波にのまれることなく、
最後まで息子らしい受験だったのだと思います。
面談時でも、あるいは、メールのやり取りの中でも、
阿部先生からのお話はいつもポジティブなことばかりで、
親としてどれだけ励まされたか分かりません。
どんなことを話しても、
阿部先生によってポジティブな内容に変換されるのです。
いつも息子をあたたかく見守り、
そして、常に盛り上げてくださって、
感謝の言葉では言い切れないほどです。
今回の受験で逗子開成にご縁をいただけたことももちろんですが、
Wisard・阿部先生とのご縁も心より感謝しています。
本当にありがとうございました。
Wisardよりメッセージ
進学おめでとうございます。
素晴らしいお子さんをお預けいただいた、ということに尽きます。
小学校5年生にとって大切なのは、
どれくらい先取り学習をしてきたかなどではなく、
どれだけ学ぶ姿勢と能力を持っているか、ということです。
お子さんは少々雑談が多くなるきらいはあったものの、
いつもやる気満々、この場で学ぶことを気に入っているという
オーラを前回にしながら教室に来てくれ、
授業ごとに確実に成長していきました。
色々なことに興味・関心のあるお子さんですから、
中学受験に理科・社会にも難なく適応したように感じています。
赤坂教室の雰囲気も彼がいることによりずいぶん明るくなり、
これからも彼は周囲を笑顔にするような人間でい続けるだろうという、
安心感をもって送り出すことができる生徒です。
そんな彼をいちばん近くで見守ることのできるご両親を
うらやましくも思っています。
教師の端くれの目から見てのことですが、
彼の未来はとても明るく、輝いています。
阿部
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