僕の受験独走記

Iくん(2025年度/筑波大学附属駒場中学校 進学)

僕は3年生後半から某塾に通い、そこで勉強に力を注いでいたが、
4年生夏に閉塾してしまいどうしようかと大きく悩んだ。
そして、僕は結果的にSAPIXに進むことにした。

入塾から小規模校のため1つしかないαクラスをキープし、
宿題もすぐ終わるので遊ぶなどと、余裕をかましていた。
(しかし、その生活はなかなか成績には影響せず1年が経ってしまい、
今となっては後悔している)

ある日、僕にとっては最悪だが受験道においては最高の転機が訪れた。
学校の先生がきっかけで学校に行けなくなったのだ。
当時の僕は余裕をかましていたので、その時期家で遊び呆けていた。

その後友人に恵まれ復帰し、SAPIXのマンスリーを受けると点数がひどい!
社会、国語、理科は偏差値が約20も落ち、
4教科で約15も落ちてしまった!!


僕もさすがにこれには焦り、昔の偏差値に戻そうと多少の勉強をした。
社会や理科は授業で猛集中し、授業内で全て覚えて家では復習を回した。
算数や国語はWisardに任せていたので、そこは頼ってよいと思う。
そして、多少の勉強をしたこともあってか、成績は半年ほどで元に戻った。

ところが………。
僕はまたそこで戻ったことに安心し、調子に乗り遊び呆けてしまった。


ここでもまた転機が訪れた。
9月SSが始まると全国トップの仲間に恵まれ、
その時苦手だった社会を流石にやらねばと思わせてくれた。

が………。

僕のそこからの猛勉強は、夏遊んだことが影響し、
追いつくことはほぼ不可能となっていたのだ。
ただ、その勉強がのちに結果的に社会の偏差値をあげた。
代わりに対策をしなかった理科が低水準で推移したため、
理科はほぼ諦めて1月の入試に臨んだ。


ここから題名の通りの受験独走記が始まる。
1月、僕は第1志望にどうせ受かると余裕をこいて受験した。
普通は落ちると思うかもしれないが、
僕はもちろん予定通り受かった。

なぜか、その結果の後、猛勉強をしたくなった。
理由はわからない。
ただただ、Wisardの実績のため、
あの校舎の外に貼られる実績を増やしたいと思う気持ちがそうさせたのか?
今思い返しても、受験勉強という勉強を今までで一番した時期になるだろう。


2月の結果はこうである。

1日K中学:不合格。
受けた学校が予測できた方は、勉強をあまりしていないのだから
当たり前だと思ったはずだが、実際僕もなめすぎたと後悔している。
なぜなら、受かると思っていた自尊心が思った以上に傷つけられたからである。

2日S中学:ここは過去問をまあまあ解いており、
算数は1月と違い思考力はあまりないので大変だったが……、
国語の相性がよかったので受かった。

3日T中学:流石にノー勉で望むのは危ないと思い、Wisardで支えてもらった。
さすが絶大な人気を誇る阿部先生…!!
(少し僕は愛情の裏返しで皮肉を書きましたが、そこは無視していただいて大丈夫です)
いずれにしても、阿部先生の過去問はだいぶ助けになるので、
別の塾に預けるよりWisardに預けた方がよい。

筑駒は全教科がサピの偏差値70程度必要なので、
僕は最後は集中して理科をやった。
(最後まで苦手科目を潰す努力をしましょう!)


結果、僕は合格を勝ち取った。
僕の中学受験はこのような形で幕を閉じた。


ここからはアドバイス(後悔も含めて)を書いていきたいと思う。

誰にも共通するアドバイス

① 毎日コツコツはやらなくていいので、
テスト前までにその日までの基礎トレは終わらせる。
(もちろん、毎日コツコツの方がよいが…)

② 苦手科目はできるだけ逃げずに取り組む。

③ 勉強時間は短くゲームなどをしてもよいが、
勉強中は周りの何倍も集中して周りの1時間分を5分で終わらせるようにする。
(←僕はこの勉強スタイル)

④応用問題は解けなくてもいいので、正答率が50%を超えている問題は
絶対に落とさないように基礎を固める。

この4つのアドバイスで頑張ってみてください


ここからは僕の受けた学校を受ける人へのアドバイス

S幕

基本的には算数・理科・社会は完全に応用問題。知識はほぼないと思った方がよい
なので、遊び半分で受けようとせず前々から対策をする。
適当に受けるとほぼ確実に落ちる。
国語はだいぶ難しいので国語力が多少なければ少しきつい。


K成

ここは完全に算数型なので算数を得意とした方が絶対によい。
(特に立体、速さ,数の性質、場合の数)
国語は開成プリントで平均55〜あれば十分。

理科社会は近年簡単なので、開成プリントで点数が悪くても傷つかなくてよい。


S光

ここはほぼ知識問題。
算数は必ず速さや場合の数・数の性質を勉強しておく。
(SEプリントを完璧にすればなんとかなる)
国語では語句はみんなどうせあまり取れないので、文章題で間違いを減らす。
記号は2ミス目標。
理科・社会は塾のテキストを完璧にすればなんとかなる。


T駒

これは4科目配点が一緒なので、全てを完璧にしなければならない。
実際僕は入試本番で算数・社会・国語は偏差値70以上、理科は65は超えていたと感じる。

特に算数は数系を必ずできるようにする。
筑駒の算数はスピード+処理+発想なので、
正答率としては算数が取れなくても過去問で65点以上、得意だと80点は欲しい。
国語は筑駒受けるレベルなら説明文と物語文はある程度は取れる。
しかし問題は「詩」だ。
詩はとにかく感性が必要だ!
筑駒受ける人は、詩の問題(灘の国語など)を多く解いておくといいだろう。
本番とければ大きく差がつく。
理科はとにかく・てこ・電気回路だ。
筑駒を受けるレベルなら、他の問題は簡単なので他の問題を20分程度で終わらせ、
てこや電気回路に残り時間を回す方がよい。
そしてだいたい目安は80以上 (溶解度の計算も時間をかけてもよい)。
社会はその年のマイナスな出来事や特にあまり目が向かないものが出る。
(僕の年は水俣病患者の裁判など)
だからニュースを積極的にみて情勢を把握することが大事だ。
他の大問は塾のテキストを細かく暗記していれば大丈夫。


長くなりましたが読んでくださりありがとうございました。
阿部先生、畠中先生もサポートありがとうございました。
みなさん筑駒で待っています!

Wisardよりメッセージ

進学おめでとうございます。
気合が入った、勇気をくれる文章ですね。

「集中して周りの1時間の勉強を5分で終わらせる」など、
常人には再現不可能なアドバイスも含まれてはいますが(笑)
自分を客観的に見つつ、戦略的な思考も備えていたことが伝わってきます。

君は強力な力を持っており、
特に1つの内容を習った後の応用力は、目を見張るものがありました。

算数の先生としては、申し分のない生徒でした。

いや、そうでもなかったです。
「あれをやりたい」「これをやりたい」という考え方を強く持っている生徒でしたから、
さらにその考えがコロコロ変わり、
授業の計画は修正につぐ修正を繰り返しており、
君の気分次第の行き当たりばったりにならないように、
バランスをとることに実は苦労していました。

さらに、HPの講師紹介の文章とYoutubeのチャンネル登録者数について
100回以上いじってきたことは、
決して許すことができないと今も思っています(笑)


しかし、結果的に僕が考える合格への最短距離の計画と、
君の気分から追加されていく課題をまとめてやり遂げた結果、
むしろ想定していた以上の力をつけて、本番に臨めたような気もしています。
筑駒という最難関の合格は嬉しい結果ではありましたが、
君のもっている力を考えれば順当だと思っています。
どれほどすさまじい力を持った学生に育つのかが本当に楽しみです。

阿部

2025年