
背中
Kくんのお父様(2025年度/栄東中学校 進学)
息子が勉強している予習シリーズ教材の解説動画をYouTubeで見ていると、
ふと私はあることに気づいた。
この動画を作っている阿部先生という方は、
今度私たちが引っ越す地域のすぐ近くで塾をやっていることに。
それが私たちとWisardとの出会いだった。
息子は居住していた地域の関係で集団塾に通えず、
通信講座をつかって中学受験の勉強をしていた。
それはそれで、コツコツ型の息子の特性にあっていた。
しかし通信教材では国語の成績アップが難しく、
また算数も不安定であり、先立つ転居を前に、
国語と算数を指導してくれる塾をちょうど探していた。
何より中学受験経験はあるものの、
指導経験がない私が受験学年で息子を正しい方角へ導くには、
やはりプロの力が必要と考えていた。
頭をよぎったのは4年生の時に息子が通っていた、とある集団塾のこと。
その頃は、集団塾が近くにあり、通塾していた。
塾に学習の進め方について相談をしても、
お忙しいのかなかなか返答が得られず、困ることがあった。
息子としても、引っ越した後に集団塾に戻るよりは、
これまでのように家庭学習中心で受験勉強を続けたいという希望があった。
そのため、集団塾よりも相談がし易い小規模な塾がよく、
国語算数に特化しているため通塾日数も少ないという点で、
Wisardは我が家にぴったりだと直感した。
そして、何よりWisardのホームページに載せられていた、
受験生自身による、鮮烈な合格体験記の数々。
十人十色の成長譚と、そして、その体験記への返答から滲み出る、
Wisardの先生方の子供たちの成長への敬意と喜び。
これだと思った。
転居後に、Wisardで阿部先生との面談をしていただいた。
豊富な経験と、明晰な頭脳から発せられるコメントの数々に、
信頼できる先生を見つけたことを幸運に思い、通塾を始めた。
学習の進め方でわからないことがある場合には、
都度、阿部先生、畠中先生が適切なアドバイスをくださることに、
息子だけでなく親としても安心して、受験勉強の伴走ができたように思う。
そして、あっという間に月日は過ぎていく。
夏がすぎ、秋の模試を重ねるが、第1志望校にはまだまだ遠く及ばない。
過去問を解いても、合格ラインまで数十点の開きがある。
志望校はまだ遠く、見えないところにあった。
国語については、豊富な読書量に支えられて、
好成績を取れることもしばしば出てきた。
(読書について、私から見てあまりにも本を読んでいるため、
受験勉強の差し障りになるのではないかと思い、
阿部先生に相談させてもらったことがあった。
その際、「賢くなれる読書の時間を制限する必要は全くない」と
アドバイスいただいたのが、
その後の読解力の伸びの助けになった。
Wisardで毎回、本を借りてきて、読書する時間が息子の安らぎの時であった)
秋以降も、苦手の算数がもう一歩、安定しない。
私から見ると、あと2回は『覚醒』し、
2つの壁を越えないと、志望校到達は厳しいと感じた。
1つは「ミスの壁」。
ミスの多寡によって、
毎回の成績が上下していることが多かった。
そして2つ目は、「応用問題の壁」。
それまで、標準レベルまでの習熟がまだまだであり、
応用問題に時間がかかりすぎてしまうため、
標準問題をまず固める必要があり、
応用問題にはほとんど取り組めていなかった。
変化は受験シーズン直前、12月ごろから現れた。
少しずつ過去問の点数が伸びてきた。
12月受験校の過去問でも、合格ラインに乗ることも出てきた。
そして12月校の受験。
不合格。
本番の壁の高さを痛感した。
息子も落ち込みつつも、「入試はシビアだね」と話した。
これには私は感心した。
ただ落ち込むだけでなく、現実の厳しさを受け入れることが
できたからこその言葉だと思った。
それまでも真面目にコツコツ学習していた息子だが、
さらに集中して勉強するようになった。
そして、年末に罹患したインフルエンザを境目にして、
さらに変化が訪れた。
算数の点数が伸びてきた。
1月校の過去問で高得点をとれるようになってきたのだ。
そして、迎えた1月受験。
1回目の覚醒はその時訪れた。
1月10日は入試時に問題の訂正があり、
それを息子は見逃したりして、焦りはあった。
それでも、合格を勝ち取った。
さらにそれ以降の入試では、初回の焦りを教訓に、
冷静に受験することができた。
1つの特待入試は落としたものの、他は合格。
しかも、得点開示を見ても、
秋までは得点が乱高下していた算数が、最も安定していた。
「ミスの壁」を打ち破った瞬間であった。
その頃は、横で見ていて、本番の試験を受ければ受けるほど、
学力や試験への対応力が成長していくような迫力を感じた。
しかし、第2の壁は打破できていない。
標準レベルの問題はミスなくとれるようになったが、
応用問題が中心の試験回だと、
まだまだ得点できていなかったのだ。
1月入試から、2月入試までの期間。
阿部先生に相談し、それまであまり手が付いていなかった
算数の応用問題のプリントを中心に演習を進め、
志望校に出やすい図形の問題も演習することとなった。
国語はWisardで集中的に過去問演習を行なっていただけた。
直前期にも成績が伸び、かつては得点できなかった難易度の高い志望校の問題も、
合格者平均を超えるほど取れるようになった。
活字中毒とも言える息子は志望校に似た学校の赤本や、
全国の学校の過去問が載った電話帳のような国語の銀本を渡すと、
大好物を食べるかのようにペロリと読んでしまっていたのも、
よい意味で影響していたと思う。
あとは、算数。
応用問題をこれまでにないスピードで進める息子。
集団塾には日曜特訓以外は行かず、
自宅勉強が中心の息子であったが、消化できないと思われた勉強量を、
毎日Wisardや自宅でしっかりと学習していた。
短い期間に片端から、半年間の日曜特訓のプリントを、
やるプリントを絞ってではあるが、全て解いていった。
丸つけや直しも自分でこなし、
分からないところはWisardで質問するようになり、
算数に関しては私のやることがなくなり、
私は理科や社会の知識問題をサポートした。
難関である12月校も「今の君なら合格できたはず」と
阿部先生からコメントをもらえるほど、
応用問題に対する解法力も伸びていった。
そして、入試直前の1月末。
合格最低ラインまで、残り6点。
無理だと思われた、2回目の覚醒は、
入試直前に発現していたのだ。
夏には何十点も離れていて、遠いと思われた志望校であったが、
その背中がすぐそこに見えるところまで近づいていたのだ。
2月受験、君はがんばった。
何度負けても立ち上がり、果敢に挑戦し、
そして、また破られ、それでも立ち上がり、立ち向かっていく。
結果としては、第一志望校にはご縁はいただけなかった。
しかし、それは、結果でしかない。
大事なのは、君がこの中学入試を通して、
努力する事を身につけたこと、
またそれによって確実に成長し、
最難関の一つである第1志望校と戦えるまでに鍛錬できたことだ。
君は、入試の全ての回において、受験会場に向かう時にお別れした後、
一度も振り返る事がなかった。
試験会場を真っ直ぐと見て、親に背中を向けて歩いていった。
その背中が語っていた。
君は、これからも、自分の足で歩いていく事を。
自分の道を。
親としては寂しくもあるが、頼もしくもある。
このような、成長をする場を提供してくれた、
Wisardと、そこにいたプロフェッショナルに感謝したい。
廣瀬先生は入室当初より、彼にとってとても親しみやすく、
信頼して通塾することができました。
畠中先生は、入試の最終日前日にも、
「これを読むといい」と2025年の新鮮な入試問題を紹介いただくなど、
最後までご尽力してくださいました。
阿部先生は、我が家の最良のブレーンとして、
最初から最後まで勉強方針や受験戦略を練り、アドバイスをくださり、
また夏期講習以降は、彼の算数力を受験の直前まで直接、
磨き続けてくださいました。
どうもありがとうございました。
そして遊びたい盛りに、兄の勉強を温かく見守り、
休日に遊びにいけなくても不満も言わない、弟たち。
勉強のことばかり言いがちな私と対照的に、
温かいご飯やお弁当を作り、息子ともよく遊んでくれて、
彼の心と体に栄養を与えてくれた妻。
家族みんなの協力・応援があってこその受験であった。
私はそんな家族にも感謝している。
どうもありがとう。
そして、息子。
君は本当によくがんばった。
これほど努力ができたのだから、その能力をこれからも活かしていけば、大丈夫。
集団塾にほとんど通わないような、
自宅学習中心の受験勉強をこなせる人はそうはいない。
同じやり方で中学、高校、大学、そして大人になっても自身を磨き、
成長し続けることができるだろう。
そんな君を私は誇りに思う。
私にとって、君と自宅で一緒に勉強している時間は楽しかった。
特に受験直前期に、長い時間一緒に勉強できたのは貴重な時間であった。
時にプレッシャーをかけ過ぎていてしまった事を申し訳なく思う。
受験が終わった今、一緒に勉強する時間が減ってしまって、
少し寂しく感じている。
これからは栄東という素晴らしい学校で勉強だけでなく、
友人と交流し、部活を精一杯楽しみ、自分の好きなこと、
好きなものをみつけ、今後自分が何を為していきたいか
をゆっくり考えていってほしい。
努力できることはいいことだが、無理はし過ぎないこと。
何か困ることがあったら、これからも遠慮なく相談してほしい。
Wisardよりメッセージ
進学おめでとうございます。
海外からの帰国ということもあり、
大手塾のスケジュールに合わせないかたちで、
中学受験に臨まれたご家庭でした。
Wisardもほとんどの期間は週1回の通塾でした。
普通であれば4科目の学習ペースを長期間にわたって保つことは難しいものです。
それが可能だったのは、ご家庭の手厚いサポートが可能だったこと、
ご両親にお子さんと共に学習に向き合うバッファがあり、
さらにそれを楽しむポジティブさがあったことが大きいです。
そして、さらにこれが最も重要な点なのですが、
お子さんがとても賢い少年だから、できたことです。
お子さんが自分の能力を武器に教材と手探りで向きあい、
何とかカリキュラムを履修していく中で、
それが1本の線につながり、
一気に得点力を増す様子は、頼もしいものでした。
彼はとても剽軽で笑顔が多く、
学校選びについてもポジティブでした。
どこの学校も進学したいから迷う、というマインドで
中高一貫校に進学したことはとても大きいはずです。
6年間、自分のペースで学ぶことができますし、
自分で管理するタイプの学習、ただの指示待ちでない中高での学習は、
すでにこの1年間やってきたやり方そのものです。
ご長男に期待して、見守ってあげてください。
頼れる長兄に育つはずです。
阿部
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